3913 洞爺とニセコを巡った遅めの夏休み(1日目)

旅行・見学・イベント

今日からちょっと遅めの夏休み。

いろいろ悩んだ挙げ句、使っていなかったマイレージを利用して、北海道に行くことにした。

そして、そこから比較的車で行きやすい洞爺湖とニセコあたりを巡る旅を計画した。

羽田空港にやってくると、もうさっそく、東京オリンピック開催決定の垂れ幕が掲げられていた。

周囲で、これにビックリする人たちを多く見掛けた。旅行の準備でニュースどころじゃなかったのだろう。

新千歳空港に向かう飛行機の到着が遅れたため、出発は10分遅れとなった。

10分ほどの遅れを取り戻し、ほぼ定刻通りに新千歳空港に到着。

空港からレンタカー乗り場へ向かうバスが、何らかの手違いでやってこなかったため、30分近く空港で待たされる羽目に…

 

まずは千歳市内へ。ちょうどお昼になったので、あらかじめ調べておいたお店に向かう。

北海道らしく空がとても広い。建物に趣のあって、ちょっと気になる。

千歳に限らないだろうけど、日曜の昼間というのに、人影が皆無というのは、ちょっと寂しい。

それなりにお店が並んでいるけど、シャッターを下ろしたまま。

 

そして着いたのが、あらかじめ調べておいた、このお寿司屋さんへ。

のれんは掛かっているものの、お店の雰囲気を事前に知っていなければ、ちょっと入りにくい。

入ってしまえば、目の前にメニューがあって、なんてことはないのだけど。

海鮮丼500円!

それなりに、ネタが乗ってとても美味しかった。

空港で時間が取られてしまったこともあり、あまり余裕がないので、先を急ぐ。

 

お寿司屋さんのすぐ近くの道をそのまままっすぐ行ったら、1時間足らずで、支笏湖に到着。

列車で行きにくい場所ということもあって、比較的札幌から近いものの、来たのは初めてだ。

多少雲は多いものの、いい天気。

湖面を見ると、水が透き通って見えた。

さすが、全国トップクラスの透明度を誇るだけのことはある。

水質は5年連続日本一だと、このあと訪れた、支笏湖ビジターセンターで知った。

 

近くに、「苔の洞門」という、岩壁の両岸がコケで覆われた回廊があるそうだが、現在は立入禁止ということで、その雰囲気を展示してあった。ぜひ実物を見たいもの…。

とにかく、北海道は、どこに行っても、クマの剥製を目にする気がする。ビジターセンターでは入口に三体のクマがお出迎えしてくれていた。

支笏湖をあとにして、洞爺湖へ。

前回北海道に来たとき以来だから、本格的な車の運転は、ほぼ2年ぶり。

慣れない運転ではあるが、交通量が少ないところばかりなので、それほど大変ではない。

約1時間半ほどで、洞爺湖に到着。

上空の雲がなくなり、まるで夏のような雰囲気に。

見た雰囲気は夏だけど、まったく暑くなく、とても過ごしやすかった。

蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山もよく見えた。写真では撮れなかったけど、山頂まで見えるときもあった。

ホテルの方に聞いたところ、これほど羊蹄山が見えるのは1ヶ月に1度あるかないか程度で、晴れていても、もやが掛かってハッキリ見えないときが多いそうだ。

それに、つい先日までずっと、ぐずついた天気が続いていたそうで、今日は久しぶりの晴れらしい。

洞爺湖を行く遊覧船。中世のお城をイメージしたというこの船が夜になると…

その名も「洞爺湖ロングラン花火大会」ということで、4月28日(日)~10月31日(木)の、なんと187日間、毎日花火大会が催されている。

専用の船から花火が打ち上げられるが、岸から近いところを航行しているので、けっこう迫力がある。

花火を間近に見られるという鑑賞船が遠くに見える。いや、ちょっと遠すぎる気がする…けどどうなんだろう…。

時間は、450発ほど、20時45分から20分間程度ではあるけど、洞爺湖に泊まれば、間近で確実に花火を鑑賞できるというのは、楽しい。

今年は花火大会を、テレビ越しでしか見られなかったので、このタイミングで見られたのは良かった。

つづく

Posted by ろん