3906 見知らぬ親の不憫さを思う

社会・政治・事件

最近、駅員に対する暴力が増加しているらしいが、今日もこんなニュースを見掛けた。

女性駅員一本!暴行客を背負い投げ取り押さえる
京急横浜駅構内で、柔道有段者の女性駅員(21)が、キセルしようとした揚げ句、暴れ出した男を背負い投げで取り押さえる一幕があった。神奈川県警戸部署は28日までに、横浜市南区の無職・〇〇宙(ひろし)容疑者(34)を暴行容疑で現行犯逮捕した。「駅員の帽子を払っただけで殴ってはいない」と容疑を否認している。

若い女性駅員だと思って見くびったのだろう。まさか殴った相手が柔道有段者だとは…。

多くの目撃者がいるにもかかわらず、「駅員の帽子を払っただけで殴ってはいない」と容疑を否認しているあたりは、もはや何と言っていいやら…という感じ。

僕が、こういったニュースで、いつも注目してしまうのは、容疑者の“名前”だ。

妙に凝った名前を見ると、きっと、親は、いろんな思いを込めたんだろうなぁ…と、見知らぬ人の親に対して、気の毒に思ってしまうのだ。

さらに今回、駅員に暴行した上に、逆に背負い投げされ、“宙”を舞うことになるなんて…あまりにも皮肉すぎる名前じゃないか…と。

親は、こんなことをされるために名付けたわけじゃないし、こんな人間に育てた覚えはない…と思ってるに違いない。

Posted by ろん