3905 秋到来のお知らせ
暦の上では…というのは、ニュースなどでよく使われるフレーズだけど、もはや、現実と異なっているのを前提に使われている気がする 。
もっとも、季節が変わったかどうかというのは、暦が決めるものでも、気象庁が決めるものでもない。
季節は、自分で決めたっていいはずだよな…なんて、あらためて思ってみた。
東京は、今週になって、朝晩だいぶ涼しくなってきたし、特に朝は、窓を開けっ放しだと、肌寒さを感じるくらいだ。
まだまだセミの鳴き声はするものの、道ばたを見れば、あちこちでセミの遺骸を見掛けるようになった。
昨日の朝、うろこ雲を思わせる、秋らしい雲が浮かんでいた。
そろそろ、秋だな…と思っていたところに、今朝、都心でトンボの姿を見かけた。
ここまで状況が揃えば、季節が変わったのだと判断しても差し支えなかろう。
つまり、“秋到来”だ。
まぁ、実際、暑さもぶり返すこともあるだろうけど、季節は確実に変わっていく過程を実感したような気がする。
もっとも、まだ8月なのに、“秋”というのも、変な気もするけど、四季のうちで一番好きな秋は長く楽しみたいので、これでいい。