3896 郵政資料館を見学
逓信総合博物館(ていぱーく)の、NTT情報通信館の見学を終えて、続いて、郵政資料館を見学。
こちらは、ていぱーくの3階のみの展示。
それでもかなり広い。

まず出迎えてくれるのは、お馴染みの赤いポスト。
古いポストではあるのだけど、あまりにメジャーなのと、現役として使われなくとも、かなりあちこちで見掛けるせいか、あまり、ありがたみがない…そんな気がする。
次に出迎えてくれるのは、日本郵便の父と呼ばれる前島密。1円切手でお馴染み…でもないか?
意外と知られる気がするのだけど、気のせいかな。


郵便の歴史を辿っていくが、もっとも古い話はのろしまでさかのぼる。
江戸時代あたりになってくると、だいぶ身近な感じになってくる。
飛脚になりきるコーナーなどは、ちょっとした写真スポットかも。


切手の自動販売機の模型。日本で現存する最古の自動販売機の模型らしい。よくできている。

郵便番号を周知するポスターや、日露戦争時の野戦郵便局で使われた銃やサーベルなど、今まで見たことのない展示に興味を持った。


以前、ひとりでやってたら、後ろで見ていた子供に、「下手くそ」呼ばわりされたことがあるので、絶対にやらない。


自動仕分け機は巨大で壮観。実際に動いてくれると、もっとよかったんだけど。
世界のポストのご紹介。

日本のポストの変遷と、制服の変遷。
ポストはともかく、制服の変遷は…同じ制服の変遷でも、フライトアテンダント(スチュワーデス)だと、ちょっとした見せ場になるけど、失礼ながら、「なんて地味なんだろう…」と思ってしまった。
でも、こういった滅多に見られない展示に出会えるのも、こういった博物館ならだではだ。

原則写真撮影は問題ないのだけど、切手に関するコーナーだけは禁止されている。
世界中の切手を集めたコーナーはすごい。
特別なラックに載ったパネルにびっしりと切手が貼られ、それが数え切れないくらい並んでいた。
熱心に1枚1枚引き出して鑑賞している人もいた。
そういえば、小さいころ集めていた切手…どこにいっちゃったんだろう…

1階にミュージアムショップがある。
置かれている商品は、みんな郵便関係ばかりだったようだが、なかでも切手類は充実している。
ただどうしてもゴチャっとした雰囲気になってしまう。切手収集のお店は、けっこう雰囲気が似てくる。

閉館は残念だが、郵政資料館については、来年3月に展示の一部が、スカイツリータウンへ移転するので、またお目に掛かれるかもしれない。