3850 滅多にない、ありがちな展開
先日、かつて地下鉄丸ノ内線を走っていた車両が、川越に静態保存されているということを知った。
今度、実家に帰ったときでも見に行ってみよう…と思ったが、まずは下調べ…ということで、ネットで検索してみた。
しかし、この車両が個人所有のせいか、静態保存されている場所の具体的な記述が見つからず、少々手間取った。
しばらく調べてみると、ある程度“当たり”を付けることができ、ようやく場所を特定。
ネットの記事を手がかりに、Googleストリートビューで歩き回ると、遠くに、あの丸ノ内線の懐かしい車両が目に入った。
あった!
近づいてみる。
こういうとき、インターネット、そしてGoogleストリートビューは便利だ。
真正面から見てみるため、もっと前へ…
!!!
車両の前を通り過ぎると、小さくなった車両と、たった今通り過ぎたトラックの小さな後ろ姿が…
車の往来がけっして多くない道路で、自転車でもなく、乗用車でもなく、トラックとすれ違ったのだ。
しかも、その場所が、数メートルずれるだけでいいのに、一番見たかった場所を遮るようにして、トラックが、目の前に立ちはだかるとは…。
確率的には低いはずなのに、意外とこういうことはありがち。
こういうとき、“神の見えざる手”があるような気がしてならない。