重機の世界/高石 賢一

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重機の世界

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高石 賢一
東京書籍
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建設現場や工事現場で働くさまざまな重機。

大人も子供も、男なら一度は気になる存在になるもので、この前の金曜日から行ってきた箱根では、鈴廣かまぼことのコラボで、小さな子供向け?に、トラックとブルトーザのかまぼこが売られていた。

「パワーショベル」、「ブルトーザ」くらいは、実物と名前は一致するだろうけど、「ホイールローダ」、「モーターグレーダ」と言われても、ふつうピンとこないだろう。

ひとまとめに呼んでしまっている「クレーン」は、「タワークレーン」、「ラフテレーンクレーン」、「クローラークレーン」、「モバイルクレーン」に分かれているなんて、関係者か、よほどのマニアでなければ、意識することはないだろう。

これは、重機マニア…おそらく、マニア初心者向け?に書かれた、重機解説本だ。

初心者向けだと思ったのは、おそらくマニアなら、これくらいのことは常識だろうから。

各重機の正式名称、できること、どこで働いているか、どういったバーツによって構成されているか、美しく豊富な写真とともに、あますところなく紹介している。

ちなみに、パワーショベルを「ユンボ」と呼ぶのを聞いたことがあるが、これは商標だとあったので調べてみたら、レンタルのニッケンによる登録商標だった。

また神田に重機の模型専門店があるということも知ったので、ぜひ近いうちに行ってみたい。

Posted by ろん