3780 千駄ヶ谷から原宿を通って新宿へ
千駄ヶ谷をスタートする街歩き。
途中、池袋で埼京線の発車を待っていると、183系(OM101編成)がやってきた。
そこへ遅延していたスペーシアきぬがわ到着。結果的に、ちょっと珍しいツーショットになった。

千駄ヶ谷駅に到着。
駅からハイキングのスタート駅ではあるが、ここからのコースは完全にオリジナル。

しばらくの間、渋谷川を歩いたときと同じルートを歩く。
24時間
…と書かれた看板。シャッターしまってたら、24時間じゃない…と思ったが、決して“営業”と書かれていないのだから、問題…ない。

国立競技場に沿って歩いて行くと、東京オリンピックを記念して優勝者の一覧が刻まれていた。ここでふたたびオリンピックを開催することができるだろうか?
そのすぐ前に、嘉納治五郎先生の記念碑が…柔道の騒動についてどう思っているだろうか?

石垣の隙間をよく見ると、小さな花がいくつも咲いていて、まるで花畑のようだった。よく見なけりゃわからないけど。

モナリザ
パッと見た瞬間は、わからなかったが、よく見ると、ちょっとだけ加工がしてある。
パロディだろうけど、こういうのは、僕は個人的に感心しない。

居酒屋か和食料理屋のようなお店の前にあった、謎の物体。
雰囲気からして、かつては生き物だったと思われるが、いったいこれが何だったのか、さっぱりわからなかった。

青山熊野神社前。
もともと何がはめられていたかわからないバス停のような標識が、妙な存在感を出していた。
今日は天気も良く、満開となった桜があちこちで綺麗だった。


お馴染みの狛犬に違和感が…頭の上に何か載ってる。調べてみると、右の“阿”は宝珠と呼ばれるものらしい。タマネギみたい。もう一方、左の“吽”は、二本の角を付けている。
いわれを調べてみるとおもしろそうだが、今回はここまで。

ビル名に数字で“7110”。
地名でもないし、もちろん年号でもないし…なんだろうと思って、表札を見たら納得。

マンションやビル建設反対の幟はよく見掛けるが、今日見たこちらは、住民達の心の叫びのような気がした。
おそらく法的には、まったく問題はないけど、心情的には、「それにしても…」と言いたくなるのだろう。すごくわかる。

“おたふくわた”…創業が江戸時代という博多発祥の“わた”の会社らしい。ここは東京の販売本部のようだ。
それにしても、このインパクトのある表情…ちょっと怖いんだけど、昔の人は気にならなかったのか? いや、こうすることで、逆に覚えてもらう作戦か?

さらに歩いて行くと、竹下通りの入口へ。
相変わらず混雑しているこの通りを避け、すぐ隣にある東郷神社に向かう。

神社入口に、必勝祈願幟の奉納募集?の看板があった。
一流 三千円
いちりゅう?…幟の数え方らしく、いち“ながれ”と呼ぶらしい。 1年間境内に掲げてくれて、最後はちゃんとお焚きあげもしてくれるのなら、3,000円はお買い得かな?

東郷記念館の中庭を通って、神社の本殿へ。
“勝利の神様”はこちら…という矢印にしたがって階段を上がっていくと…

神様の代わりに新郎新婦がいた。
今日は、午前中が吉の先勝だった。

捨てるには忍びない人形を引き受けてくれる“人形感謝祭”があるそうだ。こちらも幟と同じく3,000円。何体でもいいらしい。

新宿方面に歩いて行く。
狭い路地に住宅が並ぶ。なかには、ビックリするくらい細い建物や、ドアから外を眺める犬とか…。

代々木駅からすぐのところに、高速バスターミナルがあり、その目の前がもう新宿駅。
今日は、あちこちの花を愛でながらの街歩きとなった。
おつかれさまでした。
