3755 リクルート
僕が、リクルートと言って思い出すのは、R25とか、じゃらんとか…あ、ゼクシィもあったな。
一番お世話になった…と思うのは、就職活動前に、自宅に送られてきた就職情報誌だ。
それはもう、かつての電話帳のような厚さで、業界毎に何冊も分かれて、かなりのボリュームがあった。
そこからちょっとでも関心がある会社に対して、綴じ込まれている葉書を使ったり、問い合わせ先を確認したりして、資料請求や就職説明会の予約などをした。
インターネットが普及するちょっと前で、すべて、紙と固定電話でのやりとりする時代だった。
続いて思い出すのは、戦後最大級の汚職事件とも言われているリクルート事件。
事件の経過をリアルタイムにニュースで見ていたこともあって、おぼろげながら覚えている、
この事件によって、江副氏は一線を退くが、もしあのまま第一線で活躍し続けたら、リクルートはどんな姿になっていたんだろう?…と、ちょうど8年前に彼の著書を読んで同じことを思ってしまった。
そして彼の本を読んで知ったのは、知らないうちにロゴが変わっていたことだった。
かもめのロゴは、1968年に制定されたそうだ。

で、8年前にその江副氏の本を読んだとき、リクルートのロゴから、かもめが2001年に消えていたことを初めて知った。

そして、持株会社制への移行にあわせ、去年、ロゴが変更になった。

勝手なイメージで見慣れていたせいかもしれないけど、どうも以前のロゴの方がいいような気がしてしまう。
リクルートといえば、かもめ…と思うのは、ちょっと古い世代なのかも。
江副浩正氏のご冥福をお祈りします。