3695 My first 首都高
昨日、首都高速開業50周年記念のイベントに行ってきたが、僕が、初めて首都高速を利用したのは、会社で営業を担当していたころだから、もう10年以上前のことになる。
ある日、クセがあってちょっと“面倒な”お客さんから、クレームの電話が入ってしまった。
話によれば、納品期日の今日になっても、まだ商品が届いていないという。
調べてみると、たしかに、商品は、まだ倉庫にあって出荷されていなかった。このままでは、当然、今日中の納品は無理だ。
お届け先は川崎だったので、通常であれば電車で引き取りに行き、その足で、客先に持ち込めばいいのだけど、お届けする商品は、1つが重さ10kg程度あり、それがたしか10個くらいあったため、とても手持ちというわけにはいかなかった。
そこで会社の了解を得て、レンタカーで納品することにした。
すでに日も傾き始めており時間がなく、客先がたまたま首都高の出口近くにあることがわかったので、首都高速を利用することにした。

お客さんに怒られるかもしれないという緊張感と、ふだん車を使わない自分が生まれて初めての首都高速を運転するという緊張感…
緊張のなか、なんとか無事に川崎の客先に到着。
事故もなく、お客さんからも怒られることなく、納品を完了できた。
2つの緊張感のために、無事納品が完了したときには、ぐったりしてしまったのをよく覚えている。
その後も、それほど首都高速を利用することはなかったが、首都高中央環状王子線の一般公開イベントに参加したり、中央環状新宿線で便利さを実感したり…と、首都高速には、お世話になっているという印象が強い。
そんな、首都高速が開業50周年。
これからも東京の重要なインフラとして、しっかりと維持してもらいたいと思う。