3651 有楽町から皇居を大回りで歩く

街歩き

今日も、例によって、駅からハイキングのルートを外れ気味で、スタートの有楽町駅を出発。

日比谷方面に歩いていくと、ぽっかりと空いた空間があった。

かつての三信ビルの跡地だ。

取り壊されて以降、長期にわたって再開発もされず、いまだに更地のままなのはどういうことが起きているのだろう。

日比谷通りを横断して、日比谷公園を歩く。

こんな感じの庭園があったんだな…なんて思いながら歩いていたら、ポールのような物語っているのに気がついた。

何だろう?と思って近づいてみると、

「灰皿ではありません」とある。

どう見ても灰皿なのに…と思ってよく見ると、以前は水飲み用だったらしい。

妙な文字の石碑があった。

解説によると、1957年2月、スカンジナビアの人々が北極経由で日本への
航路を開拓し、その10年後、航路開設10周年を記念して寄贈されたという。
で、モチーフになったのは、「古代北欧文字」ということだった。

おそらくは、以前、北欧に行ったときに利用した、スカンジナビア航空のことだろう。

そして、その隣には、なぜか、南極の石が置かれていたが、両者には特に関連はなさそうだ。

公園の中央では、ワインのイベントがあったみたいだが、お酒の飲めない僕には関係はない。

日比谷公会堂の脇を通り抜け、以前、東京都立日比谷図書館だった千代田区立日比谷図書文化館に行く。

千代田区に移管されてから、初めて訪れた。

図書館以外にも、博物館のような展示スペースや、喫茶スペースなどもあり、改装しただけあって、館内は綺麗だし、過ごしやすそうだった。

デモ行進かなになのイベントに遭遇しつつ、公園を抜け、霞ヶ関の官庁街を歩く。

週末はひっそりとしていて、ときおり、すれ違うのは、観光客くらいだった。

 

国会議事堂の前を通り、有楽町を出発してから、皇居を半周くらいしただろうか。

最高裁判所のすぐ前の交差点脇に、ちょっと古めで立派な像が立っていて、外国人が記念撮影していた。

なにか謂われのある像かなにかだと思ったら、日本電報通信社の広告記念碑だという。

なぜこのような場所に、一民間企業の記念碑があるのだろう?と不思議だった。

靖国神社の脇を通り、営業を終了してそのままになっている九段会館が見えてくると、駅からハイキングのチェックポイントのある千代田区の建物はすぐそこだ。

竹橋あたりまで来ると、皇居の周りを走るランナーの数に圧倒される。

だいぶくたびれてきたので、丸の内を周回する無料バスに乗った。

初めて乗ったが、うまく時間が合えば、便利かも。

車内はいたって普通で、ほかの路線バスと同じだったが、協賛企業のチラシが置いてあるところが、ちょっと特徴的かな。

で、そのまま、有楽町駅に行ってゴール。

東京国際フォーラムでは、骨董市をやっていた。

ちょっと覗いても楽しそうだったが、木曜日以来、ずっと歩きっぱなしなので、だいぶくたびれてしまい、ただ通り抜けただけになってしまった。

Posted by ろん