3643 黒部峡谷鉄道(前編)

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富山地方鉄道で宇奈月温泉駅にやってきた

黒部峡谷鉄道では「宇奈月駅」となる。地鉄の駅からは歩いて数分の距離。

でも電車で来る人はまばらのようで、大部分は観光バスでやってくるようだ。大きな駐車場にかなりの台数の観光バスが止まっていた。

駅のはずれで、出発する列車を見掛けた。その先には、鮮やかな赤色の鉄橋と、赤色がちょっと退色したような鉄橋が並んでるのが見えた。

遊歩道みたいになっていたので、そこで列車が来るのを待っていたら…

こんな感じで、写真が撮れた。ちょっといい感じだ。

遊歩道は、 トンネルに続いていた。

もともと、黒部峡谷鉄道はこの遊歩道で使っている橋とトンエルを通っていたらしい。

ふたたび駅に戻る。

駅前には、黒部川電気記念館ある。ちょうどこれから乗ろうとする黒部峡谷鉄道や、明日見学する予定の黒部川第四発電所の説明などがあった。

記念館の前には、古い機関車が置かれていた。

そこには「こどもだけでのぼらないで」と書かれていた。とくにのぼって見学できるような階段などはないのだけど、暗にのぼってもいいということのようで、ちょっと不思議。

かなりの数の観光客をさばく必要があるためか、宇奈月駅はかなり近代的な雰囲気。自動改札ではないものの、4つ並ぶ発券カウンター、発車する列車の電光掲示などは、大都市の鉄道そのものだ。

その電光掲示(正しくはパソコンで表示させてるのだろけど)には、工事専用列車もあわせて表示され、改札も行われる。ヘルメットを持った関係者も、一般のお客さんと同じように改札を通っていた。

それほどお腹は空いていなかったけど、この先、1時間以上列車に乗ることを考えたら、食べておいた方がいいと思い、その名も“峡谷そば”なるものを食べた。450円。

なんてことない、山菜そばのことだった。

でも、美味しかった。

最近そばをよく食べてる気がする。

改札は発車の10分前に始まる。

プラットホームは、思ったより広く、またやたらと長い。

列車が小さいために、長さで稼いでいる…ということか?

最近では機関車の付け替え作業なんて見ることは少ないだろうが、ここでは日常茶飯事で行われている。見てるだけで楽しくなる。

“座席指定”ではなく、“号車指定”で乗る車両が決められる。

僕は2号車だった。同様に、他3組がこの2号車に乗っていたが、1号車はたった1組2人しかいない。指定はどういう仕組みで決められているんだろう?

12時50分、定刻通り出発。

つづく

Posted by ろん