3617 大崎発林試の森経由五反田あたりを歩く

街歩き

今日の駅からハイキングは、大崎駅から。

ここを出発するときはいつもペデストリアンデッキで、何かしらの物産展のようなイベントをやっている。

ときどき、何か気になる商品を見掛けても、出発だから、荷物になるのがイヤで買えない。

帰りがけのときは忘れてるか、そもそも帰る駅が違って、結局買ったことがない。

でも、これといって、見どころもなく、ひたすら住宅地の中を歩いて行くことになる。

歩道で見掛けた看板。

本格育毛マシン

マシン?

大崎から目黒にかけて、けっこう起伏は激しく、坂を上り下りしながら進む。

突然、かなり古そうな車を見掛けた。

ロールスロイスの霊柩車だそうだ。さっそく写真を撮ったら…

ピンボケ!!

 

慌てて撮って、しかも、撮った写真のチェックしそびれていたのだ。嗚呼…。

このあたりは住宅に混じって、小さな工場も多い。

そんな工場の壁に「工場縦覧謝絶」の古めかしい文字が…。

絶対に見てはいけないという雰囲気。

さらに行くと、今度は派手な車と看板。

「オリエンタル 東京支店」とあった。

オリエンタルと言えば、ときどき、古いCMで見掛ける。

「ハヤシもあるでよ」

ふと、亀屋萬年堂のCMで、王貞治が「森の詩もよろしく」と言っていたのを思い出した。

都立臨死の森公園に到着…じゃない!

ハヤシ…のほうの、“林試”の森公園へ。かつて林野庁付属の林業試験場だったところ。

もう今年は聞くことはないだろう…と思っていたセミの鳴き声が聞こえた。

ここで、ゆっくりベンチに座って休んでもよかったが、つぎつぎとやってくる蚊の大群に閉口。

彼岸花を愛でながら、歩くほうがよさそうだった。

公園を出たあたりに、何ともかわいそうな水車が置かれていた。

よく見ると、「立入禁止」と書かれたテープ。

何があったか知らないけど、もうちょっとやりようがなかったか?

 

また、毛か…

武蔵小山駅前の商店街パルムのアーケード入口で人だかりができてると思ったら、猿回しをしていた。

あまりちゃんと見てはいなかったが、どうもこの猿は、本気で怒っているような声を出していたような気がする。

気のせいだと思うけど。

だいぶ疲れたので、本来のゴールである大崎駅ではなく、五反田駅に向かった。

首都高速中央環状品川線の工事真っ最中の山手通りに、巨大な換気塔が建つということでそれに反対する貼り紙があった。

目障りでうるさい高速道路は完全地下化され、すでに道路の両脇にビルが林立してるのだから、換気塔くらいどうってことない気もするが、付近に住んでいる方々にとっては切実な問題なんだろう。

でも実際に工事は着手されていた。 その状況の写真を撮ったら…

工事を知らせる看板の目の前に通行人が横切ってしまった。

今日は、霊柩車といい、この写真といい、どうもツイていないようだ。

毛に始まり毛に終わる。

動揺していたせいか、五反田駅に到着した東急池上線の電車を撮ろうとしたら、斜めに撮ってしまった。

まぁ…こういうときもあるさ。

その、東急池上線の五反田駅をよく見ると、鉄道好きと思われるたくさんの“大きな”お友達がたくさん!

彼らはいったい何を撮ろうとしてるのかは、よくわからないけど、今日は、鉄道好きが押し寄せるイベントが開催されているのだった。

つづく…

Posted by ろん