3613 東京駅丸の内駅舎復原工事完成

建築・都市, 鉄道

日本を代表する駅ともいえる東京駅は、1908年(明治41年)3月着工、6年以上の歳月を掛け、1914年(大正14年)12月に開業する。

堂々とした煉瓦造りの駅舎は、首都東京のシンボルとしてその威容を国内外に誇り、関東大震災にも耐えたが、1945年(昭和20年)5月に戦災により焼けてしまう。

焼け落ちたドーム状の屋根は、簡易的な姿で復興されたたため、東京駅の赤煉瓦駅舎といえば、その姿しか知らなかった。

2003年(平成15年)4月18日には国指定の重要文化財に指定されたものの、一時は、赤煉瓦駅舎を取り壊し、高層ビルを建てる計画もあったようだ。

しかし、駅舎保存の市民運動や、東京駅周辺地区再開発構想などの動きもあり、本来の形態に復原することが決定、2007年(平成19年)5月から工事が始まり、2012年(平成24年)10月1日・・・つまり、昨日に全面開業したのだ。

昨日行くつもりだったが、会社で朝礼があり、ふだんより早く出社しなければならなかったので、今日に順延。

久しぶりに、東京駅前に立ってみた。

いつの間に、こんなにできあがっていたんだ!

あれ? …そもそも、以前どんな状態だったかを忘れてしまったぞ。

…ということで、復原工事直前に撮った写真と今日撮った写真で構図の近いものを選んでみた。

全然違う。

そもそも階数すら違っている。

記憶とはなんとあやふやなものか…(もともと記憶力には、まったく自信は無いが…)よくわかる。

丸の内北口に入ってみる。

特徴的なドームの内部の写真を撮る人たちで、いっぱいだった。

たしかに、彫刻やレリーフをはじめ、美しい意匠は、格好の被写体だ。

ちなみに復元前のドーム内部は、こんな感じだった。

最初見たときは、これはこれですごいと思っていたが、やはり、創建当時のほうがもっとすごい。

やはり?夜のライトアップも見てみたいと、会社帰りに寄ってみた。

まず行った場所は、同じ部署のSさんに教えてもらった、新丸ビルの7階。

ガーデンテラスということで、11時から23時まで開放されている場所だ。金曜日は24時まで開放されているらしい。


東京駅が一望できるスポットだ。

全景を見ることができるが、カメラの問題で、駅舎全部収まらないのがとても残念。

ひととおり全景を堪能したあとは、駅舎までやってきた。

今朝来たとき同様、天井の写真を撮ってる人多数。

この場所にいる人のほぼすべてが、天井目当てにいるといっても過言ではないくらい。


ドームの周囲には、大きなデジタルサイネージがあって、広告や今回の復元工事完成をお祝いするアニメーションが繰り返し流されていた。

東京駅が誕生して今日に至るまでの変化を描いたもので、極めて短いアニメーションだけど、よくできていた。
昨日完成したばかりで、これから、ライトアップも、ずっとするのだから、こんなに躍起になって写真を撮ることもなかった気もするが、妙な熱気は最初のうちだけかも知れない。

とりあえず、その雰囲気も合わせて堪能できたのは、よかった。

Posted by ろん