3584 立山黒部アルペンルート(大観峰、室堂、弥陀ヶ原)
22日夕方に室堂に到着。宿泊予定のホテル立山は室堂駅に直結していて、とても便利。
ホテルは、クラシカルな雰囲気で、過ごしやすい。
天気は、残念ながら、下り坂だったようで、周囲は雲か霧のようなもので覆われてしまい、ほとんど視界が遮られてしまった。
その後、夜になって、急速に天気がよくなり、天の川もよく見えた。こんなとき望遠鏡があれば…と思った…。
翌日…
ご来光ツアーというホテルのイベントに参加。
トロリーバスで大観峰に行って、日の出を見るイベントだ。4時20分にモーニングコールがあり、4時40分にロビーに集合。
当然ながら、みんな眠い。
時間になっても現れない人もいて、ホテルのフロント係が、部屋に内線を掛けて、キャンセルするかどうかの確認をしていた。
昨日も行った大観峰の展望台にやってきた。
最初のうちは、みんな写真を撮ったり、景色を眺めていたりしていたが、日が昇るまで、20分ほどあったので、、だんだんと飽きてきた感じ。
そして…
見事なご来光を見ることがで来た。
ふたたび、室堂に戻ってきたものの、6時近くで、寝るのももったいないということで、ホテル近くを散歩した。
室堂のあちこちで見られたちょっと変わった花のような高山植物は、草ではなく、驚いたことに、チングルマという、超小型の樹木なのだそうだ。
だから当然年輪もある…という解説にビックリ。
このわずか高さ10cm程度のチングルマが何本も立っているということは、ある意味、これで、“林”だったり“森”だったりするのだ。
朝食のあと、ホテルをチェックアウトして、ホテル近くの室堂山展望台を目指して歩くことにした。
ほんと、いい天気。
最高にいい見晴らしだった。
まるで日本ではないような、景色を見つつ下山し、みくりが池温泉に行った。
日本で最も高いところにある温泉だそうだ。
泉質は、単純硫黄泉。
いま立入禁止になっている地獄谷から温泉を挽いているらしい。
それほど広くもなく、お客さんも多い温泉だったが、疲れた身体にはよかった。
温泉を出て、室堂ターミナルから、路線バスに乗って、弥陀ヶ原に向かう。
わずか10分ちょっとくらいで、着いてしまう。
今日の移動はこれでおしまい。
着いたらすぐに、そのまま弥陀ヶ原湿原を歩くことにした。
「餓鬼の田んぼ」と呼ばれた、湿原によく見られる池塘などを確認することができた。
これは、小さな池を田に見立てて、こう呼ばれたという。稲のような植物がたくさん生えているが、ミヤマホタルイというもので、もちろん、米ができるものではないことから、食べることが許されない餓鬼に重ねあわされたのだろう。
続いて、立山のカルデラを一望できる展望台に向かった。
途中、道無き道のような遊歩道を歩き、ようやく展望台に着いた!
そして…
昨日もそうだったが、午後はダメみたい。