3572 人間ドック模様
今年も人間ドックの時期がやってきた。
…ということで、先週金曜日、人間ドックに行ってきた。
人間ドックの“時期”と言っても、自分でこの時期を選んでいるだけではあるのだけど、毎年同じ間隔で行った方がいいという思いから、毎年この時期になっている。
検診のメニューは、いつもと同じ。
ただどういうわけか、今年は混雑していた。
まずは、血液検査から。
ふだんは、3〜4人が並んで採血できるようにしてるところ、今日はその奥にも、臨時で採血できる場所を設けていた。
僕はそこに呼ばれて、採血された。
ここからは、並んで採血されている人たちの様子が、よくわかった。
注目したのは、注射針を刺される瞬間の様子だ。
針が刺される様子をしっかりと見る人、目をそむける人(僕はこっち)…。
体育会系のがっちりした人が顔をしかめ、針を見ないようにしている様子が、とても印象的だった。
注射針を刺されることが苦手な人は、どうしても苦手なのだ。ふだんは決して見せないであろう表情を見るのは楽しい。
混雑はしていたが、順調に検診のメニューをこなす。
バリウムを飲む胃の検査は、毎回、面倒な検査の一つだが、超音波検査も楽じゃない。
お腹の上をゴリゴリと、センサーを押しつけるのは、結構痛い。
「はい!息を、止めてっっ!」
…と、ふだんの生活ではあり得ない、(検査の)お姉さんから命令されるなんてのも、検査ならではだ。
次の検査待ちをしていたら、奥の方から看護師さんの声が聞こえた。
「去年と比べて、身長がかなり低いんですが…」
見ると、かなりお年を召した男性が、身長を測る機械の上に立っている。
「もう一回測ってみましょうか?」
「・・・」
「うーん…1cm以上も低いんですよね…」
看護師さんと男性が、2人で困っていた。
「もう一回測ってみましょうか?」
ようやく?、去年との差が少なくなったようだった。
計測する頭の位置が問題だったのかもしれないが、そう考えると、毎年計測する意味ってあるのかな?と、ちょっと疑問に思った。
そんなこんなで、無事に終了。
人間ドックの結果が来るのはしばらく先だが、今年も引き続き健康でいられるように。