3542 いじめ事件の続報

物思いに耽る(雑感),社会・政治・事件

滋賀県大津市のいじめ事件の続報が今日も…。

昨日指摘したとおり、予想通り、形ばかりの注意…いや、注意すらなったいなかったことがわかった。

担任が“軽く”注意したという内容が明らか(Web魚拓によるキャッシュになったのだ。

原告側は訴状で担任教師が「プロレス技を仕掛けられ、半泣きになっている生徒を見かけ、『あまりやりすぎるなよ』と声をかけた」と指摘し、「いじめを何度も目撃しながら、漫然と見逃してきた」と主張。市は答弁書で、教師が「あまりやりすぎるなよ」と声をかけた部分を認め、行為をやめさせる趣旨だと主張している。

昨日同様、本当にこれでいじめをやめさせられると思っているのか?…普通の感覚だったら、絶対に思わないだろう。

さらに、目を疑うようなことがニュースに載っていた。

なぜアンケートで、いじめに関する記述があったにもかかわらず、追求しなかったのかという点について、大津市教育委員会は、

「いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」

さまざまな疑問が湧いてくる。

いじめた側の人権…って…。

途中で調査を打ち切るのであれば、なんのためのアンケートだったのか?

いじめられた側の人権が踏みにじられたことを棚に上げる教育委員会の意味は何だろう?

隠しようのない事実が判明しそうになったから打ち切ったのではないか?

大津市教育委員会が調査を打ち切り、さらに滋賀県警大津署は被害届を受理しないことで捜査をしなかった。

いったい大津に何が起きているのだろうか?

はたして大津だけの問題で済むのだろうか?

Posted by ろん