3535 PasmoとSuicaを1つのカードケースで使う実験
これまで、iPhoneのケースは、カードフォルダ付きのを使っていた。
このケースに、Pasmoを入れておけば、手持ちのiPhoneをそのまま自動改札にかざして、通り抜けることができていた。
最近、iPhoneの使用頻度が増えたり、使っているアプリケーションの性質によって、電池の消費が早まることがあるため、外付けのバッテリーを使っていたが、外付けゆえに、充電中は出っ張ってて使いにくいし、外付けバッテリーをそもそも、自宅に忘れてしまうこともあった。
そこで、ケースそのものにバッテリーが内蔵されている製品を探していたら、1980円という製品を見つけたので購入。
そうなると、Pasmoを入れるところがなくなってしまう。
ここで、先日紹介したオリジナル?カードケースの登場。
こちらに、Pasmoを入れればよいのだ。
…のだけど、ここで問題が起きる。
カードケースには、PasmoやSuicaが複数枚収納されているため、自動改札機が複数のPasmoやSuicaがタッチされたと誤認識してしまうのだ。
実は、これまで使っていた、カードフォルダ付きのiPhoneのケースでも、そのままの状態では、自動改札機はPasmoやSuicaを認識できない。
理由はハッキリしないが、iPhoneとのケースの間に、電波を遮蔽する特殊な?シートを挟まないと、読み取りエラーになってしまう。
だったら、カードケースでも、自動改札機を通したいPasmoの後ろに、遮蔽シートを重ね、その後ろに、別の読み取られたくないPasmoやSuicaを重ねればいいわけだ。
読み取らせたいPasmo/遮蔽シート/読み取らせたくないSuicaというふうに重ねて、読み取らせたいPasmoを自動改札機側にかざしてみる。
結果・・・失敗
複数枚のカードがあると誤認識
つまり、遮蔽シートは、電波を遮蔽できていないことになる。
そこで、もう1枚遮蔽シートを用意して、読み取らせたくないSuicaを挟めばいいのではないか?と考えた。
しかし、遮蔽シートは、手元に1枚しかないし、安くないので、代用品として、アルミ箔を貼ったプラスチック板を用意し実験。
読み取らせたいPasmo/遮蔽シート/読み取らせたくないSuica/アルミ箔を貼ったプラスチック板と重ね、読み取らせたいPasmoを自動改札機側にかざしてみる。
結果・・・失敗
自動改札機は無反応。カードの存在自体を認識せず
なんということだ。なぜか、Pasmo自体を認識しないという、予想外の結果だった。
で、ダメ元で、こんな感じに並べ替えてみた。
読み取らせたいPasmo/遮蔽シート/アルミ箔を貼ったプラスチック板/読み取らせたくないSuica
結果・・・成功!
何の問題もなく通り抜けることができた
うーん…。
もしかすると遮蔽シートの効果はないのではないかと、再度実験。
読み取らせたいPasmo/アルミ箔を貼ったプラスチック板/読み取らせたくないSuica の順に並べてみた。
結果・・・失敗
自動改札機は無反応。カードの存在自体を認識せず
アルミ箔はいったいどういう働きをしてるのだろう?
とりあえずは、遮蔽シートとアルミ箔を貼ったプラスチック板を重ねれば、目的を達することができるので、実験成功でめでたしめでたし…なのだけど、アルミ箔の引き起こした予想外の結果に、どこか、モヤモヤした気分になった。