3447 神田界隈を歩く
今日の駅からハイキングはJR神田駅の発着だか、行きやすさを考えて、地下鉄神保町からJR神田駅方面に歩いて、そこでエントリーしたあと、例によって、歩いたことのないところを歩くことにした。
靖国通りを歩いて行くと、歩道に意味深な模様が…。
これは線路を模したもので、地下鉄の出入口の前では、線路がポイントで分岐している。
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これに気付く人っているかな??
さらに歩いて行いて見えてきたのは、中央線の煉瓦造りの高架橋。
さらに進んで、神田駅に近づけば近づくほど、猥雑な雰囲気になってくるが、午前中で明るいせいか、どこかちょっとアンバランスというかしっくりこない感じ(うまく表現できないのだけど)
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ビルとビルの間には、いわゆる看板建築のような古い建物が、ひっそりと残っている。
その数は急速に少なくなっているのだろうけど、思ったより多く見掛けた。
でも、今後間違いなくなくなっていくはずなので、最近は気がついたら、すぐに写真を撮るようにしている。
そして、すっかり変わりつつあるのが、交通博物館跡地。
大きな2本のクレーンが立っていたところが跡地のはずだったけど、一瞬、どこにあるのかすらわからなかった。
2013年1月の完成に向けて建設が進められているそうだ。
でも、できあがったビルの完成予想図からは、あまりに平凡すぎる姿に、ちょっとガッカリした。

そして、かつての博物館の正面に来てみたけど、やっぱり以前の光景を思い出せず、以前来たときの写真を探してしまった。
新しいビルになるのはしょうがないけど、どこもみんな同じようなビルばかりになって、なんだかつまんない。

秋葉原もずいぶんと変わってしまった。
僕自身も、秋葉原を訪れる理由が変わってきた(※)くらいだし、時代も変われば、街だってどんどん変わってしまうのもしょうがないのかも。
※ちなみに、変わったというのは、以前は電子部品とかパソコン関係のものを買いに来ていたが、いまは鉄道模型関連の商品を買いに来る。
さらに歩いて行くと、またまた超高層ビル建設の真っ最中のところに出くわす。
あとから調べてみると、神田淡路町2丁目の大規模再開発プロジェクトで、WATERRAS(ワテラス)というそうだ(東京都報道資料)。
ちょうど、巨大な資材が持ち上げられているところだった。気になって、ずっと見ていたかったが、先を急ぐ。
すると、すぐ先にも巨大なビルの建設現場が…。そして先程同様に、なにやら巨大な資材をクレーンが持ち上げていた。
帰って調べてみたら、神田駿河台4-6計画…御茶ノ水ソラシティという再開発プロジェクトということだった。
お茶の水小学校に「吾輩は猫である」の石碑がある。
夏目漱石が、ここで学んていたことから石碑が作られたそうだが、成績優秀だったために、卒業しないまま進級していったそうだ。
そう考えると、夏目漱石自身もあまり思い入れのない学校生活だったのかも…と勝手に思ってしまった。
中央線の高架橋の下に、以前から気になるお店が…
「ラーメン屋じゃなくて肉屋です」とある。
誤解されるようなお店なのだろうか?
近づいてみると、なんと、2月29日の肉の日をもって、閉店してしまっていたではないか!
なにも、そんな“記念日”に閉店日を合わせなくても…
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写真を撮るスーツ姿の見知らぬ男性に、思わず、自分自身の姿を重ね合わせてしまった。
今日はここでおしまい。
久しぶりに歩いたせいか、夜にはひどい頭痛に悩まされることになる。