3180 震災7日目

日常生活,社会・政治・事件

月曜日以来の出社。

今日は、鉄道の運転本数が、一部を除き、かなり戻ってきたことや、自宅待機としている会社も多くなってきたせいか、混雑が少なく、比較的スムーズに出社できた。

それでも気になるのが、福島第一原子力発電所の状況だ。

昨夜、発電所のことについて、いろいろ調べているとき、福島第一原子力発電所を望むライブカメラのリンクを見つけた。

真っ暗だったのは、夜に見たせいか、実際に動作しているかどうかは、よくわからなかった。

しかし、今朝見てみると、ちゃんと動作しているようだった。

付近は放射線が強く近づけないということもあって、発電所の光景は、実に30km以上離れたところから望遠撮影されている。そのため、どうしても、ぼやけた映像が多いなかで、これだけ発電所の至近距離にライブカメラがあるなんて驚きだ。

ただ、本当に現時点の光景なのかは、まだ怪しい気もしていた。

が…しかし。

遠くに、なにやら影が見えた。

上空からヘリコプターで水を投下するというニュースを聞いていたので、これが実際の映像であることははっきりした。

大変な苦労をして、現場に向かった人たちに敬意を表したい。

ちなみに、このライブカメラ…1時間に1回しか更新しないから、リアルタイムで状況を把握できないのは残念だ。

原発のことは気になりながらも、今日は久しぶりに会社で仕事をする。

鉄道の運行も月曜日に比べれば、はるかに状況がよくなってきているので、昨日まで早退を勧めていた会社も、今日はふだんどおりの定時まで…という告知を出していた。

しかし、16時30分。事態は急変。

電力需要が増大し、その影響で予測不能な大規模な停電が発生するかもしれないということで、急遽、基本的に、全員帰宅という措置がとられた。

会社を出ると、付近のビルからも、同じように次々と、自宅に帰る人たちを見掛けた。それは完全に朝のラッシュの逆パターンだった。

鉄道の運転本数が減らされるというニュースも流れ、実際に電車は、朝のラッシュ以上の混雑となり、途中の止まる駅で、乗り切れない客が続出していた。

何とか自宅に帰ったものの、もしかすると、停電があるかもしれないと…気になりながら過ごす。

電力使用のピークの時間が過ぎ、ちょっと落ち着いたかな…と思ったら、また地震が…

いったい落ち着くのはいつなんだろう?

でも被災した人たちからすれば、比べものにならないくらい恵まれているんだろうな…とも思う。

Posted by ろん