3175 震災2日目

日常生活,社会・政治・事件

昼頃、近所に買い物に出掛けた。

すれ違う人たちに、軽い違和感を覚えたが、そのままスーパーへ。

すると、スーパーの前には、年末かセールのときくらいしか見られないほどの自転車が止められていた。

当然ながら、スーパーには大勢の客の姿があった。そして、今まで見たことがないくらいの人たちが、レジに並んでいた。

そして、買っていく商品の量がみんな多いのだ。さっき感じた違和感は、すれ違う人たちの持つ、商品の量の多さだったのだ。レジ袋の数が多かったり、サイズが大きかったり…。

あまりの行列に、買い物は断念。

ときどき行くパン屋へ。

異変は、このパン屋でも起きていた。ほとんど商品がないのだ。お昼時は多少込んでいるが、今日のように、店内にレジに並ぶ人たちで占められているなんて…

初めて見た光景だった。

さらに、コンビニに寄ってみた。

薄々想像していたとおりの光景だった。すぐに食べられるようなお弁当やおにぎりなどが一切なくなっていた。

さらに、出掛けたコンビニも…

店員の話によれば、大量に買い占めた人がいる…とのことだった。

なんとも複雑な気分だった。

そんな今日、1日、ずっとテレビでニュースを見ていた。

ニュースで伝えられる、死者行方不明者の数が、時間を追うごとに増えている。いったい、どこまで増えてしまうのか?

いくつかの街が、“壊滅状態”と伝えられるたびに、胸が締め付けられるような思いがする。

津波に流れさて行く建物を見ると、ついさっきまで、ごくごく普通の生活があったんだと、思わずにはいられない。

これ以上、数字が増えないでくれ…と祈るばかりだ。

今日も1日、朝から晩まで余震が続いている。

Posted by ろん