3110 マジェスティックホテル

旅行・見学・イベント

ホーチミンでの宿泊は、マジェスティックホテルというところで、1925年から営業しているという歴史あるホテルらしい。

(記事の都合上、写真は宿泊した2日間のうちで前後していることをご了承ください)

部屋のカギはカード式になっていて、カードはホテルの全景をとらえた写真。記念に持って帰りたいくらい。

廊下は、外の喧噪がウソのように静まりかえっていた。

廊下は間接照明で、天井は空のような模様が描かれており、ふと、お台場のヴィーナスフォートを思い出した。

随所に、歴史を感じさせるところがあって、とても興味深い。螺旋階段の柵は、資生堂のマークのような、アールヌーボーを彷彿とさせる。

今回はあまり時間がなかったが、おそらく、いろいろなところで、こういった装飾を発見できたかもしれない。

部屋から外を眺めてみると、サイゴン川がよく見えた。

でも、その前の道には、相変わらず、すさまじい数のバイクが行き交う。(写真は3日目の朝のもの)

もう、ひっきりなし。

ホテル側もそのあたりの事情はちゃんと認識しているようで、窓はすべて二重窓になっている。これで騒音はある程度はシャットアウトできていた(当然ながら、限界はあるけど)。

翌朝はいい天気。朝日がサイゴン川の水面に映って綺麗だった。建物もその光を受けて、陰影がハッキリとして、しっかりとその存在感を誇示しているようだった。

階段の踊り場の窓からは、昨日離れていると思ってみていた、独特の形をした超高層ビルがよく見えた。これからのベトナムを象徴するかのよう。

1階のロビーではクリスマスツリーの準備を始めていた。やはり、12月というのがその節目…のようだ。日本はやっぱり早すぎる気がする。



朝食の会場はホテルの最上階。雰囲気は、まるでどこかのリゾート地に来ているようなそんな感じだった…って、リゾート地には行ったことないけど。

ベトナム料理といえば、フォーがとても有名だが、現地の方に言わせると、もともとは朝の食事に出されるものらしい。とても美味しかった。

朝食を終えて、部屋に戻ってみると、ベランダからなにやら物音が!

ベランダは隣の部屋とは離れているから、音なんてするはずがないのに…

恐る恐るカーテンを開けてみると、はしごに乗った人の足が!

塗装作業してた。

こんなところも、やはり、ベトナムらしさ…なのだろうか?

夜、仕事を終え、夕食後、ホテルの帰ってきてから、ホテル最上階のバーに行ってみた。もちろん僕は飲めないので、目的は、夜景を見に来た…ということになる。

やはり、日本で見る夜景とは、違う感じがする。でも、具体的にどこが違うのか?というと、なんと答えていいか微妙だけど。

そのうち、日本では決して見られないんじゃないかと思えるような船がやってきた。

どうもナマズっぽい。この、ド派手な船は、さすがベトナム…といった気がした。

いずれも、サイゴン川の遊覧船らしい。

さらにその後ろに、もはやいったい何なのかよくわからないような船が、ナマズ号の後ろを通り過ぎた。

そのうち、さきほどのナマズ号が着岸すると、さらにその後ろに、やはり、やたらと派手な船がやってきた。

ベトナム・ホーチミンは、ホテルにいるだけでも、いろいろと楽しめる。

Posted by ろん