3038 ダミー負傷

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先日、越後妻有大地の芸術祭2010夏の鑑賞に行ってきたとき、実は事件が起きていた。

ダミーの右足が無くなっていたのだ。

実は心当たりはあった。

もともと右足が取れかかっていたのに、補修せず持ち歩いていたため、ふとした拍子に落としてしまったのだろう。

最後に両足のある状態で残されていた写真はこれだ。8月20日11時46分に撮られた。十日町地域の河岸段丘を望む作品からであった。

落としたであろう場所も、いま思えば、このあたりではないかと類推できる。同じ日の13時27分。これ以降、足の存在を意識することはなく、ふたたび右足が姿を現すことはなかったのだ。

常にともに行動するダミーは、想像以上に負荷がかかっている。本来、デッサン用の人形であるため、当然ながらこのような使われ方は想定されていないはずだ。

いま、新たな右足と、実は負傷気味の腕について、新しい別のダミーから移植することを検討中だ。それまでは、片足状態のダミーに頑張ってもらおうと思う。

Posted by ろん