3035 大地の芸術祭2010夏 鑑賞2日目

芸術・デザイン

今日もいい天気だ。どれだけ回れるか分からないが、頑張って回ってみよう。

[219 ステップ イン プラン]

[178 木]

[174 米の家] 最初、設置場所が分からずさまよってしまったが、見つけてみると、かなり目立つ。田んぼの脇にあるものの、農作業の邪魔になることは確実で、農家の協力は不可欠だろう…なんて思った。

[177 融(とおる)]

[179 棚守る竜神の塔] 地域の棚田を守る水神を龍に例えたという。かなり大きな作品。

[180 フィヒテ(唐檜)] 森の中に忽然と表れる本棚とベンチ。心なしか木々の間を通りける風が涼しい。こういうところでゆっくりと本を読むというのもいいかも。

[181 WDスパイラル・パート3マジック・シアター]

[152 円―縁]

[165 今を楽しめ]

[166 観測所]

[167 平和の庭]

[163 夏の三日月]

[162 かかしプロジェクト] とても印象的な作品のひとつ。棚田のあちこちに、強烈な赤色のかかしが立っている。このかかしは、地元の人たちをシルエットにしたもので、それぞれに本名と形取られた年月日が書かれている。何年か経ったのちに、自分のかかしに出会う気分ってどんなんだろう?

[160 水のプール]

[161 関係―大地・北斗七星]

[156 リバース・シティ] たくさんの巨大な鉛筆がぶら下がっている。もちろんこの下にはいることもできるが、見上げるのがちょっと怖い。先端恐怖症の人には無理かも。

[159 △□の塔と赤とんぼ]

[158 砦 61]

[157 サウンド・パーク] ロープにぶら下がって、ターザンのように坂を駆け下りる遊具。フィールドアスレチックにありそう。座った板の下には、砲丸のような球がついている。地面に木琴のような板が敷いてあるので、滑っていくと、その球が木琴を叩く仕掛け。独特な音色を奏でて楽しい。

[148 ゲロンパ大合唱]

[154 旅人の迷路]

[155 記憶と再生――時の舟]

[151 地震計]

[147 まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」ほか] 越後妻有大地の芸術祭の中心的な施設のひとつ。パンフレットなどで紹介される作品も多く見ることができる。北越急行ほくほく線まつだい駅前にもかかわらず、すぐ目の前には、棚田が広がる。その間に作られたのが、“農舞台”。


[192 繭の家―養蚕プロジェクト] 地元と共同で、繭を育てるというプロジェクトが続けられているそうだ。

1階は畳敷きの和室だが、屋根裏に上がると、そこがアート作品になっている。

光る繭は圧巻だった。ざわざわと雨音のように聞こえるのは、蚕が葉を食べている音。その音に合わせて、微妙に光の強弱が変わっている。まるで蚕がそこにいるかのよう。そして、手前にある大きな箱をそっと開けると…

[195 視点]

[197 回廊……時の水脈]

[196 ジャック・イン・ザ・ボックスまつだいヴァージョン]

[215 脱皮する家] 脱皮する…とは、ここでは彫刻刀で家の中を少しずつ削っていくという意味のようだ。あらゆるものが彫刻刀で削られ、その根気強さを実感させられる。ただ単純に彫ってといるのではなく、1本1本意志を持って彫っていると感じさせられるような考えられた模様が無数に付けられていた。


[214 コロッケハウス]

[234 最後の教室] 大地の芸術祭で、非常に有名な作品なので、絶対に見逃したくなかった。小学校の跡地を全面的に改修して作られた。

外からは中の様子が全く伺い知ることができない。ごくごく普通の建物に見えるが、中に入ると、その違いに、軽いショックに似た感覚を覚える。あらかじめどんな作品かを知っていてもそう感じてしまうのだから、何も知らずに来たら、度肝を抜かれるかもしれない。

旧体育館に入ると、むせかえるような藁のにおいに包まれる。暑さでむせ返るようだ。無数の光が扇風機の風に揺れる。いったいこれはなんなんだ?

小学校だった建物をそのまま使っているので、職員室や保健室などの表示がそのまま残されていた。

2階に上がると、教室同士を仕切っていた壁が取り払われ、薄く白いカーテンで仕切られていた。そこに置かれていたのは、やはり白い布と蛍光灯とその下にある怪しげな箱の形。どういう意味をしているのか?何を意図してるのか?と自分に問いかけてみたが、いい答えが思いつかなかった。

[232 家の記憶] まるで蜘蛛の巣のように張り巡らされた毛糸は、実に全長 44km、家の状況 築100年で3年前まで人が住んでいた…と入口に書かれていた。よくもまぁここまで張り巡らしたと感心する。


[229 黎の家] 例によって外観はいたって普通の古民家だが、中に入ってみると…

鍋とかやかんとかが天井からつり下げられた、異空間となる。壁や床が真っ黒に塗られているだけに、宙に浮いた鍋ややかんが、より強調されて迫ってくるようだ。

[224 足下の水(200m3)]

[223 越後松之山「森の学校」キョロロほか]

[222 悠久なる恵みー松之山の野草の花々とブナ林ー ]

[228 星の誕生]

[239 渓谷の燈篭]


今日走った距離、72.8km。明日に続く。

Posted by ろん