3008 シリアラインでストックホルムへ
シリアラインに乗って、ヘルシンキからストックホルムに向かう。
フェリーターミナルは、フェリーの巨大さに比べると、かなりささやかな大きさでしかない。
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出航は17時となっているが、乗船は16時半までとなっている。16時半までは、まだ30分以上前だけど、すでに大勢の客でターミナル内はごった返していた。
今回は旅行会社で予約済みだったので、バウチャーを窓口に手渡すと、クレジットカードサイズの乗船券、夕食券、朝食券が渡された。
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一応?国際航路のはずだが、同じEU内ということのためか、乗船券のバーコードを読み取るだけで、改札口を通過。乗船口までかなり歩く。
途中で、行列ができているところがあったので、何が起きてるのかと思ったら、乗船記念に写真を一人もしくは一組ずつ撮っているようだ。もちろん、できあがった写真は無料プレゼント…というわけはなく、欲しかったら買ってね♪というやつなので、脇をすり抜けようとしたら、係員に制止された。
厳しいなあ。
でも、写真は撮らずに通り抜けることができた。
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船内に入ってみると、やはり大きい。入口では、なぜかやたらと背の高いご婦人が出迎えてくれた。
早めに船内に入った人たちは、すでにカフェでくつろいでいた。
乗船券に指定された部屋に向かう。
部屋はかなり狭いが機能的にできていて、過ごしやすそうだ。トイレやシャワーもある。配置が中銀カプセルタワーを思い出す。
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窓の外からは、さっき歩いてきたプロムナードがよく見える。
大道芸をやっているようだ。
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ガイドブックに乗船したらすぐに夕食の予約をした方がいいと書かれていた。渡された夕食券にはそんなことは書かれていなかったのだけど。心配になって夕食会場に行ってみると、長蛇の列が…。係の人に夕食券を差し出すと、座るべき場所が指定された座席図が手渡された。
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国際航路らしく、ストックホルムとヘルシンキとモスクワの現地時刻の時計が掲げられてた。
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船の中には、たくさんのお店が並んでいる。
スーパーまである。スーパーはヘルシンキで見たのと同じように、律儀に入口と出口がきちんと分かれている。
ブランド品ばかりでなく、ムーミンのぬいぐるみ、部屋のネームプレート?、なぜか靴まで売ってる店もあった。ほんとにここが船の中?と思ってしまう。
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指示された20時になったので、夕食会場に行ってみる。
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ビュッフェの料理は、特段美味しい!…という感じではなく、カルネステーションを思わせるような賑やかさ(うるささ)だった。
でも、たまたま指定された席が窓際で、見晴らしがとてもよかったのはよかった。
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刻々と空の色が変わっていく。
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ふと外を眺めてみると、太陽とは別のところに何か光るものがあった。
幻日(げんじつ)だった。
太陽の光が、空気中を屈折してもうひとつの太陽のような光を放つ自然現象だ。
わずか一瞬の出来事だった。
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夜になると、船内の雰囲気は一変。
ショーやカジノなど、“大人の世界”となる。
別に危険ということはないが、なんとも近寄りがたい感じがしてしまう。
こういったところにも難なく出入りできるようになれば、船旅ももっと楽しむことができるかもしれない。
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翌朝、ストックホルムを目指して船は、島々の間をゆっくりと進んでいた。
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朝食も昨日と同じビュッフェでのバイキング。ストックホルムには、9時半に到着するが、ビュッフェは10時までやっているらしい。
もちろん、時間がもったいないので、到着と同時に下船できるように準備する。でも、降りようとする人たちでプロムナードはごった返していた。
下船口には、ミーやムーミン、スナフキンがお見送りしてくれていた。写真を撮ろうと思ったら、スナフキンが後ろを向いてしまった…。
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