3003 もちもち、しばしのお別れ
明日から、1週間ばかり旅行に行く。
その間最も気になることといえば、もちもちの世話だ。
先日、もちもちがちょっと体調を崩してしまったこともあって、あまり気軽に誰かに頼むのも難しいと思ったので、かかりつけの病院に預かってもらうことにした。
そこの病院では、健康なときと、投薬中のときでは、預かってもらう料金が違うという。やはり、できることならお金がかからない方がいい。
もちもちも、それを察したかどうかわからないが、ここ最近で急速に元気になってきた。
そして、今朝に至っては、むしろ元気“すぎ”…といっていいくらいだった。
ふだんは寝ていることも多いなのに、早朝から午後にかけて滑車(回し車)を回し続け、カゴの中も行ったり来たり、さらにははい上がってきたり…と、ずっと落ち着かない様子だった。
午後、外に連れて行かれる…ということを察しているのだろうか?
かかりつけの病院は、物理的な距離は遠くないのだが、アクセスがあまりよくなく、バスや電車を乗り継いで、さらに駅からちょっと歩いたところにあるため、もちもちのカゴを持っての移動は少々大変だった。
見慣れない駅の様子に、もちもちも少し戸惑っているような気がしたが、すぐにエサを食べ始める余裕も見せていた。
預かってもらう前に、診察してもらう。
診察室で待っている間、しばしお別れの挨拶。
心なしか寂しそうな表情だった。
名前を呼ばれ、診察。
「元気になりましたね」との言葉。歯の噛み合わせもよく、体重もだいぶ戻ってきたとのこと。体重は前回より10g増えて、57g。
ということで、預かってもらう間は投薬は中止し、もし体調が悪そうだったら、お薬をあげることにしましょう…ということに。
でかした、もちもち!
こんなに小さな動物だけど、いなくなると、やっぱり寂しいもの。旅行から戻ったらすぐに迎えに行こう。