2994 野球賭博問題
あくまで、報道で伝えられている内容を自分なりの理解で書いてるので、事実と異なる記述もあるかもしれないが、その点はご了承いただきたい。
大相撲の野球賭博問題について。
にわかに話が大きくなってきたかと思ったら、大嶽親方と琴光喜の解雇で幕引きになりそう。
当初、名古屋場所の開催も危ぶまれたが、中立的な立場かどうかも疑わしい“特別調査委員会”のお墨付きにより、結局は開催されることに。
謹慎処分とされた理事や力士たちも、一般の社会通念上の謹慎とはとても言い難い状態で、いかにいい加減な処分であるかがよくわかる。おそらく、名古屋場所だけ大人しくしていれば、その次の場所からは、正々堂々と?出場できるようになるのだろう。
振り返って考えてみれば、かつて休場して母国モンゴルでサッカーをした某横綱が、協会の処分で二場所連続出場禁止を余儀なくされたケースだってあったことを考えると、かなり甘いと言わざるを得ない。
ただこうした動きは、いまの状況を考えると、理解できなくもない。
というのも、直近でどうなるかわからないが、現時点においては、明らかな犯罪として逮捕者が出ていないからだ。
暴力団関係者とのつながりがあるかもしれない…という話はあるが、本当にそうなのかを誰も調べようとはしない。警察だって同じかもしれない。
賭博は胴元があって初めて成立するものだ。誰にお金を預けたのかをひとりひとり辿っていけば、100%誰かに行き着くはず。
なのに、それをやらないというか、やれないと言っているのは、本気で調べようとはしていない…というふうに思えてならない。
実は警察もこの対応に苦慮しているのかもしれない。本当は調べたくない…そのままにしておいた方がいい…なんて考えているとしたら、日本相撲協会のその場しのぎ的な対応は理解できるのだ。
果たして、どうなることやら。