2991 惜しいんだけど惜しくない

社会・政治・事件

ワールドカップ南アフリカ大会。日本代表の戦いが終わった。

パラグアイ戦…。途中緊迫した場面もあったのに、テレビ観戦の途中寝てしまうという失態をしでかしてしまう。

目が覚めてみると、決着が付かず延長戦にもつれ込み、さらに延長戦でも決着が付かず…PKとなったところで、ようやく目が覚めてきた。

この独特の緊張感は、さすがに、目が冴えてくる。PKってなんて無常なのだろう。これはサッカーの勝ち負けじゃないな。ほとんど運みたいなもので、勝者を決めなきゃいけないから、仕方なくやってるっていう感じすらする。もはや、じゃんけんだっていいくらいだ。

で、結局、負けてしまったわけだが、どういうわけだか「惜しい」「悔しい」といった感覚をそれほど感じなかったのは、自分でもちょっと不思議な気がした。

もちろん、惜しい!って思うのだけど、その一方で、これで十分という気もしている。惜しいんだけど惜しくないのだ。

開幕前、日本代表は散々叩かれてたのに、カメルーン戦で勝利してから世間の雰囲気が変わり始め、オランダ戦の惜敗を経て、デンマーク戦の鮮やかな勝利で、完全に空気が完全に変わった経過を見ると、どうして今回の負けを責められようか?

いまの実力は、まさに8強にギリギリ届かないというレベルなんじゃないか…というふうには感じる。まぁ、もともとサッカーに対する関心がそれほど高くなく、今回だって、テレビを見ながら寝ちゃうくらいの僕がいうのも意味ないけど。

でも、4年後の楽しみがひとつできたと言えることは、間違いない。

日本代表の選手、関係者の皆さん、おつかれさまでした。

Posted by ろん