2986 伊豆洋らんパーク
伊豆洋らんパークにやってきた。
ここに着くころまでには、雨もだいぶおさまってきた。
洋らんパークに来たはずなのに、入口では、カピバラとかミーアキャットの写真が飾られていた。
洋らんだけでは、インパクトが薄いということなのか、いろいろと動物も展示しているようだった。
ただ、入園券の窓口には「カピバラの展示を中止させて頂きます」という掲示。
入った正面には、さっそくリスザルの姿が。
入園者が、ガチャガチャに入ったエサを100円で買って与えるという仕組み。エサをあげなかった代わりに、カメラを近づけたら、レンズを掴みかけて慌てた。
続いて、カピバラの展示ゾーン。
展示室の前には幕が掛けられ、中の様子がわからなくなっていた。いったいカピバラに何があったというのだろう? カピバラはなんとなく好きなので、見られないのは残念。
その隣には、ミーアキャットの展示と続いたのちに、メイン展示の洋らんゾーンに入る。
先述の動物たちのように、ここでは洋らんばかりでなく、鳥たちもたくさん展示されている。
キバタンという鳥のアールくん。
半分背中を向けたままだったが、「おはよう」とか「こんにちは」といった感じで結構流暢にしゃべっていた。
サボテン地帯や熱帯植物など、次々とさまざまな展示が現れて飽きない。
最後のコーナーにやってきた。
ここは、これまでの展示室よりも出入口がしっかりしていて、扉が二重になってさらには、こんな表示がされていた…
鳥が苦手な人はいるだろうけど、近づいて見るだけでもイヤな人もいるのかな?…なんて思っていたら、そういうことではなかった。
コガネメキシコインコと呼ばれるこのインコは、やたらと人に馴れ馴れしく、なんの抵抗もなく人に近づいてくるのだ。
ためしに、ダミーを近づけてみたら…パクリとくわえてしまった。
これだけにとどまらなかった。
突然、おじゃこの肩~腕のあたりに乗ってきた…と思ったら、すぐに僕の腕の上に乗り、腕時計のベルトをかじり始めた。
さらに、他のインコたちも集結して、頭の上とか、肩の上に次々と乗ってきたのだ。
どうも僕の着ていたシャツがオレンジだったので、それに反応しているようだった。
頭の上に乗ったインコは、髪の毛を引っ張るし、肩の上に乗ったインコは耳をかじるし、やりたい放題だったが、これが案外楽しかった。
伊豆洋らんパークのサイトを見ても、鳥や動物たちのことがほとんど書かれていないのは、不親切だろう。
トップページに、「かわいさワールド級 ボクたちに、あいにきてね。」と書かれているにもかかわらず、具体的にどんな動物がどこにいて、何ができるのかが一切書かれていないのだ。写真から類推するしかないってのは、ちょっとおかしい。
せっかく楽しいところなのに、もったいない。カピバラに会えたら、もっと楽しかっただろうけど。