2973 On your mark

社会・政治・事件

スタートの合図といえば、「位置について」「用意」というのが定番だが、これが英語に変わるというニュースをラジオで知った。

今年から日本陸上競技連盟のルール変更によるものだそうだが、大きな大会ではスタートの合図を英語で行うことになったそうだ。「位置について」「用意」を英語で言うと…

「On your mark」「Set」

すでに、オリンピックや世界陸上では主催国の言葉から、英語に統一されるという動きもあるWeb魚拓ようで、世界的な変化のようだ。

日本も、大きな大会での変更は国際大会に合わせることになったのは、国際試合で使われているスタートの合図に慣れてもらおうという意図は、このニュースを聞いた瞬間にわかったが、実は理由がもうひとつある…というのは、わからなかった。

それは、「用意」という言葉が、スターターによって長さが異なる場合が多く、ばらつきがあるいうのがその理由だ。

「位置について」「ようい」

「位置について」「よーい」

「位置について」「よーぅい」

…と、たしかにいろんな言い方がある。その点、「Set」 という言葉には、故意に伸ばさなければ、それほど差はなさそうだ。今後、選手のフライング対しては、厳しく望むことになっているため、「Set」は、ますます大事な言葉になっていくわけだ。

しかし、国際試合に合わせるといっても、急に英語ってのも、ちょっと気恥ずかくないか?…なんて思ったが、ふとこんな事例を思いだした。

腕相撲だ。

かつては…

「はっけよーい」「のこった」

しかなかったのに、いつの間にやら、

「Ready」「Go」

…となったではないか。要は慣れってことだ。

Posted by ろん