2922 飛鳥山リトルディズニーランド

街歩き

飛鳥山公園は、江戸時代から桜で有名。王子駅から近く交通の便も良いので、いつも賑わっている。

ちょっと前に、王子駅の出口から飛鳥山山頂までの間に、モノレールができた。一度乗ってみたいと思っていたが、これまでなかなか機会がなかったが、今日、ちょっと行ってみることにした。まず北区飛鳥山博物館を見学。そのあと、モノレールに乗りにいく。

ちなみにモノレールは、“アスカルゴ”という名前が付けられたそうで、まぁエスカルゴをもじったネーミングであることは、容易に想像できる。

公園の脇には、D51型蒸気機関車と都電6000形電車が置かれている。

先日、テレビ東京系の情報番組「出没!アド街ック天国」で、飛鳥山が紹介されたなかで、この公園は、かつて「リトルディズニーランド」と呼ばれていたことがあるらしい。

置かれている遊具に、そんな片鱗が垣間見える。

リトルマーメード?風の、人魚が八重桜の前にたたずんでいる。

都電を前にして、なにやら物憂げな表情だ。

このボロボロ具合が、哀愁を誘う。

手に持っているのは、手裏剣? いやヒトデか?

アスカルゴの乗り場がある、公園の端までやってきた。

イヤな予感。

本日の運行終了。16時までだったようだ。 …あれ、飛鳥山公園モノレールと書かれている。アスカルゴじゃなかったっけ?と思いながら、看板を見てみると…

あすかパークレール?

アスカルゴはどうなったの?

疑問に思いつつ、先ほど北区のサイトで調べてみたら、施設名「あすかパークレール」、車両名は「アスカルゴ」ということらしい。

「東京臨海新交通 ゆりかもめ」とか、「東京臨海高速鉄道 りんかい線」みたいなものか? うーん、「あすかパークレール」か「アスカルゴ」のどちらかでいいような気がするんだけど。2種類の名前を持たせる意味があるのかな?

王子の駅からここまで、標高差が18mあるそうで、見晴らしはいい。

もう、知っている人も少なくなったが、かつてこの場所には、展望レストランがあった。ただの展望レストランではない。レストラン自体が回転するのだ。僕が大学生の頃だから、十数年前のこと。

最近では、そうした回転展望レストランはすっかりなくなってしまって、都内で僕が知ってるのは、東京交通会館にあるレストラン「スカイラウンジ」だけだ。

展望レストラン跡は、中途半端な花壇になっていた。

Posted by ろん