2920 松岡美術館(ぐるっとパス2010)
今日は、白金台にある松岡美術館(公式サイト)へ。
東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線の白金台駅からは徒歩数分程度。
この美術館の収蔵品は、特定のジャンルというわけではないみたいで、1階には、古代オリエント文明の美術品から、現代彫刻、ガンダーラ・インド彫刻、陶磁器、日本画や、フランス絵画など、多岐にわたる。
以前からだったようだが、この美術館では、写真撮影が認められている。フラッシュを使ったり、音を出すような、他の観覧者に迷惑を掛けない限りという条件だが、とてもありがたい。
解説は、携帯電話のQRコードを使う。このQRコードはURLのリンクでインターネット経由で表示させるではなく、読み取ったQRコード自体に文章が埋め込まれている。
これは、パケット通信で利用者の費用負担をさせないようにする配慮のようだが、QRコードにたくさんの情報が詰め込まれた結果、コードが細かくなってしまい僕の携帯では、読み取れないケースが多々あったのは残念。
今日は常設展に加えて、「モネ・ルノワールと印象派・新印象派展」という企画展を見学。
いざ、写真を撮っていいとわかっても、ふだん美術館で写真を撮り慣れていないせいか、意外と思うように撮れない。
アルマン・ギヨマンという印象派の画家。今回の企画展に合わせた展示だが、解説で興味深い記述を見つけた。
1866年頃からパリ市道路課で夜勤をしながら、昼間に絵を描く生活を続けました。1891年巨額の宝くじに当選し、以降は画業に専念。
画家だって宝くじは買うだろうが、当選したという解説を見たのは初めてだ。ちなみに、写真左は当選前、写真右は当選後の作品。
今回はそれほどでもなかったが、写真を撮りながら、展示作品を自分なりに再構成してみるという楽しみ方もできそう。