2916 2つのCAT

交通

所用で出掛けた途中、中央区日本橋箱崎町にある東京シティエアターミナル(T-CAT)に寄ってみた。

その名の通り、街の中にある空港の玄関口に相当する施設だ。かつてT-CATは、成田空港に行かずとも搭乗手続きと出国審査を行うことができる特別な場所だった。

しかし、アメリカの同時多発テロの影響からか、2002年で廃止されてしまった。

警備上という話もあるが、利用者が激減したことによるコスト削減の一環だろう。

かつて搭乗手続きが行えたカウンターは、いまはKEYUCA(ケユカ)という家具やキッチン雑貨を売る店になってしまった。

2階も、T-CATの案内コーナーだった場所は、カウンターがそのまま残され、それを使って、ネイルアートのお店として流用されていたり、バス乗車券の発券カウンターだったところは、そのカウンターがそのまま喫茶店のカウンターとして流用されていたりと、過去を知る者にとっては、ちょっと寂しい感じがした。

3階に上がるエスカレータ付近は、かつての“本来の”シティエアターミナルとして機能していたころの雰囲気が良く残されていた。成田を出発する飛行機の情報が表示され、その横には改札があって、バスの乗車券を持った人でなければ入ることができなかった。

今日は、そのあと偶然にも、都内にある、もうひとつのCATを通った。MCAT(モノレール浜松町シティエアターミナル)だ。

ここは国内線専用ではあるが、搭乗手続きを行うことができる。

自動チェックイン機に加えて、有人のカウンターが設けられていたが、3月31日で閉鎖されてしまった。

これも、やはり理由はコスト削減だろう。時代の流れには逆らえまい。ちなみに、元々カウンターがあった場所は、モノレールのホームへのエレベータ用地として生まれ変わるらしい。やはり、これも時代の流れだ。

2つのCATは、これからどう変わっていくのだろうか? いや、それともこれが行き着いた姿なのだろうか?

Posted by ろん