2900 ちひろ美術館・東京（ぐるっとパス2010）
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「ちひろ美術館・東京」（公式サイト）は、西武新宿線下井草駅から10分ほど歩いたところにある。
かつて、いわさきちひろが住んでいた自宅のあった場所ということもあって、美術館は住宅地の中にある。
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入口を入ると、左にカフェ、右にミュージアムショップ、億には花いっぱいの中庭が目に飛び込んでくる。また、離れのようになっているところに、彼女のアトリエがそのまま残されている。
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いわさきちひろ本人の写真を見たのは初めてだった。どこかで見たことがある顔だなと思ったら、なんとなく、宮崎あおいに、似てる気がした。
先述の通り、美術館は元自宅ということだが、改装もあって住宅としての狭さは全く感じさせず、作品のサイズ比較的小さめのせいか、かなりたくさんの作品が展示されていて、見応えがある。
彼女の作品自体、こうしてじっくり見るのは初めてだったが、絵全体がぼやっともやが掛かったような感じがするのに、どれも繊細な感じ。数カ月の単位で、子供を描き分けることができたというのだから、そのすごさがわかる。
ただ、どの子供も、どことなく影があるような気がするのは、彼女の生い立ちにもよるのか？ 美術館では、あまり詳細に書かれていないが、Wikipediaで紹介されている彼女の経歴を事前に知っておくといいかもしれない。