2882 六義園のしだれ桜
駒込にある“六義園”は、しだれ桜がとても有名。
2002年3月24日。満開のしだれ桜を見ようと、六義園を訪れたら、前日の強風で、全ての桜が散ってしまっていたという、悲しい出来事があった。
2002年3月24日 |
2002年3月24日 |
あれから8年。桜が開花してちょっとたった先日、六義園のしだれ桜がそろそろ満開だという情報を聞きつけたので、早めに退社して、六義園に向かう。この満開の時期に限って、夜間公開しているのだ。本来の予定ではすでに終了していることになるのだが、今年は開花が遅れたため、今週末まで期間が延長された。
入園料大人300円。
庭園に入る門を過ぎると、すぐに、巨大なしだれ桜が出迎えてくれた。
とても大きく、そして、力強い存在感があって、圧倒される感じがした。ライトアップで、より、コントラストがはっきりして、引き立って見えているからかもしれない。
正面からはあまりよく見えなかったが、裏の方に回ると、このしだれ桜が、1本の木であるという証拠を見つけられる。しだれ桜は、低い部分から枝分かれしていて、四方八方に枝を伸ばしていた。
全体的な雰囲気は、“花を愛でる”…というよりも、カメラやデジカメで何枚も写真を撮る、いわば“撮影会”に近いイメージ。
この混雑する時期に限っては、三脚を使って撮影することは禁止されているが、それを構わず写真を撮っていた人に対して、係の人から注意されていた。そりゃそうだ。
平日にもかかわらず混雑していたが、まだ見たことがない方は、是非ホンモノのしだれ桜を見てもらいたいと思う。