2853 東京都環境確保条例

日常生活

今朝、会社に来てみると、廊下がやけに薄暗い。

「あれ?電気つけ忘れてるのかな?」

と思いつつ、自分の席に来てみると、廊下ばかりでなく、執務室全体が薄暗いのだ。たまたまブラインドも閉まっているし、天気もあまり良くないから?…なんて思いながら、会社の掲示板を見ていたら、こんなことが書かれていた。

  • 電灯照度 約10%程度の照度低減 
  • 窓側空調稼働時間の短縮 8:00~19:00 → 9:00~18:00
  • 空調消し忘れ防止のための自動停止 24:00に1回 → 21:00と24:00の2回へ
  • 共用部分(トイレ、エレベータホール、廊下など)の照明間引き

施行が、3月1日となっていた。今日だ。

「東京都環境確保条例」という決まりによって、ある条件に該当する事務所では、CO2の排出総量を8%削減しなければならない…のだそうだ。

それにしても、暗い。廊下なんて真っ暗だ。正面の入口はそのままだったが、通用口に相当する入口から社内を見ると、つぶれた会社のように見える。

まぁ、暗いといっても、手探りじゃなきゃわからないというほどでもないし、ものすごい困るかと言われるとそうでもない。これで、無駄遣いが減って、何かプラスの効果があるのであれば、いいことなのかもしれない。

午後4時ころ。急に部屋全体が明るくなった。

皆、「うぉっ」と軽い声を上げてしまうくらいの変化だった。掲示板には時間の指定は書かれていなかったけれど、外が薄暗くなってきたことに対応するためか? 人間の目は10%の明るさの違いを敏感に感じているのだ。

ほんの少し薄暗い執務室。慣れるまでは、ちょっと時間が掛かりそう。

Posted by ろん