2842 高松にて
直島をあとにして、高松に向かう。フェリーから、赤かぼちゃが見える。
約1時間ほどで高松港にやってきた。午前中は晴れ間が見えたものの、その後はずっと天気が悪く、寒かった。何年かぶりに訪れた高松はすっかり雰囲気を変えてしまい、以前の様子を思い出すのさえ困難だった。
四国で最も高いビルという、その名も「高松シンボルタワー」に上ってみる。展望台はないが、展望レストランの入口のエレベーターホールから高松の町がよく見えた。でも寒々しい…
駅の規模としてはずいぶんこぢんまりとした感じになってしまって、ちょっと寂しい。
空港へ行く時間までは、少し間があるので、ちょっと変わったおせんべい屋があるというのを、ガイドブックで知ったので、ちょっと行ってみることにした。
最寄りは瓦町駅。高松琴平電鉄(ことでん)に乗るために、高松築港駅まで歩く。
2駅目の瓦町駅で降りる。
そこから歩いて数分で、目的の、象屋元蔵(きさやもとぞう)に到着。
何が楽しいって、海の生き物がそのままの姿で小さなおせんべいの中にいるってこと。
“おととせんべい”というこのおせんべいは、このお店のオリジナルだそうで、キス、ハゼ、チリメン、アジ、カレイ、ワカサギ、エビ、イカ、タコ、サバ、タイコ…など、どれもすごくリアル…ってホンモノなんだから、当たり前なんだけど。
おみやげで買ってきたが、まだ食べてないので、お味についてはまたいずれ。
せっかく香川に来たんだから…と、うどんを食べることにした。
高松駅のすぐ隣にあった「連絡船うどん」に入る。店内は2/3が駅構内のお客さん用で、残る1/3が駅の外からのお客さん用になっていた。
注文したのは、ぶっかけうどん。320円。ちょっと、少なめのつゆに、ネギ、生姜、そして大根おろしを大胆にのせてある。それほどコシはなかったが、さっぱりして美味しかった。