2798 年末年始のテレビCM

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ふだんあまりテレビを見ないし、見たとしてもビデオに録画してから見るため、最近はテレビCMをあまりじっくり見る機会が少ない(CMを飛ばして見てしまう)。

年末年始は、録画しないで見るテレビ番組が増えたので、必然的にテレビCMを見る機会も増えた。

以降は、関東限定の話になるがご容赦願いたい。

年末年始しか見ることのないテレビCMを見ると、またこの時期がやってきたということを実感する。

かつて、♪築地入船江戸の味「錦玉子もよろしく」と池波志乃が有名だったが、いつしか出なくなってしまった。

ここ最近は、城南建設の“住宅情報館”のテレビCMが集中的に流されるのが気になる。他の時期には見たことがない。まるで年始の風物詩だ。

これまでに、ウッチャンナンチャンや、村田雄浩、島崎和歌子、中畑清など、それなりに知名度の高いキャラクターが登場しているが、「紹介物件が多い」と紹介しているだけで、これといった特徴がないせいかCM自体の印象は薄い。

ただCMの流れる時期が集中させるという作戦なのだろう。CMの印象は薄くてもしっかりと記憶に残るのだ。

ちなみに今年は、はんにゃだった。時代を反映した人選か?

印象に残るといえば、年始から始まったダイワハウスのテレビCM。

以前から、役所広司に“ダイワハウチュ”と言わせてしまう、なんとも妙なCMが多いが、今回もすごい。

CMは何編かに分かれていて、一連のストーリーができあがっている。

監督に“ダイワマン”の着ぐるみを着させられ演技する役所広司。さらに“ダイワマンX”を着させようとすると、役所広司はたまらずこう言う。「監督、この衣装とマンションは関係あるんでしょうか?」「関係あるわけがないだろう、役所君!」と開き直る監督。自分より唐沢寿明の方が適任ではないかと役所広司が提案すると、本当に唐沢寿明が“ダイワマンX”の着ぐるみを着て演じてしまう。

もうやりたい放題のCMだが、否応なしに印象に残る。出演者たちも楽しんでいるようだ。

Posted by ろん