2795 同じようでいて同じでない
以前は、大晦日から元日に掛けては、なぜか気分が高揚して、あちこち出掛けたり、何か企画したりしたものだが、ここ最近は、かなり静かな年末年始。
東京はいい天気で、初日の出もよく見えた。未明に見えたはずの部分月食(キャッシュ)は、約一割引と規模が小さかったので見なかった。
何十億年と続いている日の出が、一年に1度だけこうしてみんなから注目されるという不思議な一日。
いつもと同じで同じでない日。
同じように見えて同じでない…と言えば、先日築地を歩いている最中に、ふと思いついたことがある。
それは、“たらばがには、カニじゃない”ということ。
この事実は、何かで聞いて知っていたのですが、「じゃあ、カニじゃなければ、なんなんだ?」という質問に、答えることができなかった。
同様にビックリする人は多いようだが、結局のところ、彼らは、ヤドカリの仲間だという。花咲がにも同じらしい。
ヤドカリの仲間ということで、横方向に移動するのが一般的なカニだが、タラバガニは縦方向にも移動ができるのだそうだ。
歩いている姿を見たことがないだけに、こうした事実にも驚くが、ヤドカリの仲間ならば、納得もする。
あらためまして、2010年もよろしくお願いします。