2790 クリスマスが苦手

物思いに耽る(雑感)

天皇誕生日が23日ということで、日本のクリスマスが少し前倒しされた感じもしたが、やはり24日の夜はふだんの日よりも、街をゆく人の数が多かった気がする。

以前も書いたことがあるかもしれないが、どうもクリスマスが苦手だ。

もちろん、子供のころは、サンタクロースはいると信じて疑わなかったし、楽しみな行事のひとつだった。いまでもイルミネーションを見るのも好きだ。でも、年齢を重ねるごとに、クリスマスに対して、ちょっとずつ違和感を覚えるようになってきたのも事実だ。

理由ははっきりしていなかったが、その苦手な感覚は、どうも春の桜と共通しているような気がしてきた。

これも以前書いたことがあると思うが、春の桜も苦手だ。これは、あれほど満開に咲き誇っていた桜が、一気に散って消えてなくなってしまう光景に、どこか無常さを感じてしまうから。

当然だけれど、クリスマスイブを境に、クリスマスに関連したイルミネーションや華やかなツリーは撤去され、街は、何ごともなかったかのように、新年を迎えようとする。

きっと僕は急激な変化に弱いのだ。

クリスマスがなんとなく苦手なのは、そうした変化が待っているからかもしれない。

Posted by ろん