2785 あの地のメロンパン
最近、打ち合わせのために、A社をよく訪問する。
受付を済ませ、会議室へ案内される途中のエレベータの中で、美味しそうなメロンパンを持っていた人が乗り込んできたのを見かけた。
このビルには、僕のような訪問客以外は部外者はいないはずなので、このメロンパンもきっとビルの中で調達してきたに違いない。打ち合わせの冒頭に聞いてみると、どうやら、この会社の社員食堂で売られているらしい。
「行ってみますか?」
と水を向けられると、行ってみたくて仕方がなかった。
販売時間と数量が限定されて売られているとのことで、社員食堂のカウンターを見てみると、残りがわずかになったメロンパンを見つけた。その取引先の方のおごりで、メロンパンをいただけることに。
打ち合わせの際、コーヒーやお茶などを出してもらえることがあるが、メロンパンとは初めて。しかも、偶然にも今日に限って、メロンパンに合いそうな、アイスティだなんて!
さらに話を聞くと、どうやらこのメロンパンは…
海老名メロンパン
…というらしい。また海老名か。もっともこちらは、海老名サービスエリアの方だけど。
外がさっくり、中がモチモチという、“らしさ”というツボをしっかりと押さえたメロンパン。大変美味しくいただいた。
美味しいメロンパンをいただいたあとは、もちろん、本来の目的である打ち合わせは、しっかり頑張ったことは言うまでも…ない。