2759 GPSに教えられたこと

日常生活

GPSユニットキットというものを買った。

このキットの位置とその時刻を、約15秒ごとに自動的に記録してくれる。

デジカメで撮ったSDメモリカードをセットできるソケットが備わっていて、写真を撮った場所を写真に記録してくれるのだ。

GPSユニットキットとダミー

将来、写真を見たときに、「あれ」?どこで撮ったんだ?」ということが皆無になるというのだから、なかなか写真を整理できない僕には、うってつけの商品だと思った。

さっそく、自宅の窓際に行って、電源を入れてみる。

GPS衛星からの電波を受信しないと、位置が決まらないからだ。しばらく待ってみる。さらに待ってみる…いつまで経っても、衛星からの電波を受信しないために、位置が決まらない。

あれ?

家の外に出てベランダに置いて、しばらくしたら、ようやく電波を受信し始めた。

まぁ、家で使うことはないが、外出先ではどうだろう…と、会社に行く途中、地下鉄の駅から地上に出たところで電源を入れてみた。しばらく待ってみる。さらに待ってみる…いつまで経っても、衛星からの電波を受信しない。

うーん。

場所を変えて調べてみると、どうやら、さっきの場所は、ビルの位置が衛星からの電波を遮っていたようで、もっと開けた駅前広場でチェックしたら、30秒ほどで受信した。いろいろな場所で試してみると、一度受信すれば、ある程度の受信は続くようだが、電源投入後の最初の受信は、空が大きく開けていないと、受信しないようなのだ。

「東京は空が狭い」ということをGPSに教えられた気がする。

Posted by ろん