2754 ぶら見+駅ハイ(赤羽あたり)

旅行・見学・イベント

久しぶりの駅からハイキング。

でも、例によって、指定されたルートはあまり歩くことなく、最近の「ぶらぶら歩いて見たものいろいろ」と同じようになってしまった。

ということで、今日は、「ぶらぶら歩いて見たものいろいろ」+「駅からハイキング」ということになるが、あまりにタイトルが長くなっても困るので、…略して「ぶら見+駅ハイ」。あんまり省略するのは好きじゃないが、やむを得ない措置。今日は、その赤羽あたり編ということで。

赤羽八幡神社は去年の初詣で行った

ここは、神社の真下を、東北新幹線と埼京線が走っているという、ちょっと変わったところにある。

前回来たときに気づかなかったことを見つけた。

神社の名前を示す表札?石碑?をよく見ると、どうも“赤羽”の部分だけ、素材の雰囲気が違うばかりでなく、妙な境目がある。どうも、付け替えられているようなのだ。こんなのは、これまで見たことがない。

彫り間違い…?なんてことはないだろうけど、何があったんだろう?

本来は、この神社を参拝するのが公式ルートだが、すでに行ったことがあるということで省略。

新幹線・埼京線の線路を越え、住宅街を歩く。ときどき、犬や猫から見つめられる。

新河岸川に出た。実家のある川越を流れている川なので、僕にとっては、とても身近な存在。埼京線北赤羽駅は、この新河岸川の真上にプラットホームがある。

ちょっと進むと、荒川の河川敷へ。とにかくだだっ広い。電柱や電線が全くないので、空がとても広く感じられる。

また、ルートを外れて、橋を渡る。

釣りをしている、おじさん3人。

糸を垂らしている釣り竿から遠く離れて、橋の柵に寄りかかっている。これで釣りになるのかな?

このおじさんたちに、近づいたとたん、釣り竿のところに駆け寄っていた。何してんだ?

堤防沿いに面した壁にはスプレーで、いろいろお願い書き。

その名もズバリ、放水路バス停。現在、荒川と呼ばれているこの付近(赤羽岩淵)より下流は、もともと1965年(昭和40年)まで、荒川放水路と呼ばれていたが、その名残だろう。

小山酒造というところにやってきた。

ここは、現在東京23区では、唯一の造り酒屋らしい。

駅からハイキング参加者向けに、即売と工場見学ができるようになっていた。

工場見学は、建物の2階に上がったところでできるようになっていた。

ミスインターナショナル? …なんのことだろうと、飾られた写真を見てみると…。

なんと、レセプションパーティーで、鏡開きで使われたのが、ここのお酒なのだそうだ。いったいどういう縁で、このようなことになるのだろう?

たしかに…

世界的なイベントよりも、地元の造り酒屋と言ったら、イメージは、やはり毒蝮三太夫だ。

やはり、ここにもやってきたようだ。

ふだんは、工場見学は5名以上で予約しないと見られない上に、500円が必要になるらしいので、今日は貴重な経験だったかも。

特に急ぐ理由もないのだけれど、なぜかおじゃこがせかして、先を急がせようとする。

1mにも満たない細いマンホールの中で作業している人を見かけた。

左の写真で、マンホールの中でわずかに白く見えるのが、作業してる人の頭。インフラはこういう方々によって支えられている。

民家の脇に、主のいなくなった犬小屋が…。

きっと、かつてはこの小屋に住む犬がいたんだろうな…と、想像するだけでも、なんだか悲しくなってくる。

主がいなくなっても、捨てることはできないのだろう。

ぶらぶらと歩いていると、この付近の住宅とは明らかに違った古いが、瀟洒な洋館が現れた。敷地が工場のようだったので、工場として使われているかと思ったが、東京都北区のサイトによれば、麻布からこの会社の先代社長が移築したモノらしい。大使館としても使われていた元英国人住宅だそうだ。

自分の家の前にゴミを捨てられるほど、腹が立つことはないだろう。ましてや、ネコの缶とか・・・

さらに先に進むと、かなりしゃれた感じのお寺?があった。おみくじも、ふつうの自動販売機とは違った感じだが…

自分の運までつかえる気がする。

おみくじを見ていつも思い出すことがある。

もうずいぶん前の初詣のこと。おみくじでひいた番号を寺の人に伝え、結果の札をもらう形式のところで、父が寺の人に「売り切れです」と言われたことだ。

棒を持ってしまうと、なぜかゴルフスウィングしてしまう人…最近あまり見かけなくなったような気がする。

2時間あまりで、ふたたび赤羽駅に到着。

やはり、ちょっと歩くと、いろいろ見つかるものだ。

Posted by ろん