2748 1000円札
先日の大片付け大会では、オークションで売却した利益よりも、結果的に“へそくり状態”になっていたお金の方が多かった。
言い換えると“お金”として貯めていたのではなく、“記念品”として保管していた金額が意外とあったのだ。
この写真を見たときに、ぱっと見たときに、どう思うか?
実は、何人かの同僚に見せても、なんにも気づかないようだったので、あえて“違和感”を持たないかどうか尋ねてみる。
答えを言うと、初めてそのことに気づく。
これらの1000円札は全部旧札。肖像が夏目漱石になっている。言われてみれば「あぁ」と思うが、もっとも、色も形も大きさも変わらないのだから、違いに気付かないというのも仕方がないか。
興味深かったのは、答えを言っても、では、いまの肖像は誰なのか?ということに、誰もが一瞬、思い出せなかったということだった。
こういうことって、当たり前すぎて、案外思い出せないものなのかもしれない。
で、なぜたくさんの旧札があるかといえば、なんてことはない、単純に“記念”として残していただけのことだ。
旧札といえど、それほど価値があるわけではないので、普通に使うことにしたわけ…。