2730 食の安全って…

社会・政治・事件

以前から、「エコナ クッキングオイル」を使っているが、2週間ほど前から、発ガン性物質に変わる恐れのある成分が含まれていたとして、メーカーの花王が自主的に出荷停止している。

消えたエコナ

ちなみに、Wikipediaによれば、エコナとは、Edible Coconut Oil of NAGASE(長瀬の食用ココナツ油)が由来だそうで、エコっていっても、昨今のエコロジーブームとは無関係のようだ。

話がずれた。

なかなか難しい話だが、発ガン性物質が含まれていたのではなく、発ガン性物質の“グリシドール”に変わる恐れのある成分、“グリシドール脂肪酸エステル”が含まれていたという。

ニュースキャッシュによれば、このグリシドール脂肪酸エステルが一般的な食用油の10~182倍含まれていたらしい。

気になるのは、実際に、どの程度、発ガン性物質である“グリシドール”に変わるのか? どのくらい危険なのかが全くわからないということだ。

メーカーのサイトキャッシュを読んでも、“大丈夫”とか“安全性に問題はありません”とか、“安全性への懸念を科学的に示す報告はない”というばかりで、具体的なことがなにひとつ書かれていないのだ。

どんな食品だって、なんらかの危険はあるだろうし、これまでそれこそ、特定保健用食品として売られていたのだし、あくまで今回の措置が自主規制であることを考えれば、実は神経質になるほどのことではないのではないかと思っているのに、これでは答えになってない。

気になって、いろいろインターネットを調べてみたら、僕の疑問に詳しく回答してくれるブログがあった。

その記事から抜粋させていただく。

グリシドールは、Fischerラットと呼ばれるガンを発生しやすいラットに対し、体重1kgあたり37.5mgを投与するとガンを発生したとのことです。ヒトでは発ガン性が確かめられていませんが、このラットでの数字を適用すれば体重60kgの人が毎日2.25gのグリシドールを摂取するとガンを発生することになります。

エコナに含まれているのは、発ガン性物質とされている、グリシドールではなく、グリシドール脂肪酸エステルだ。毎日2.25gのグリシドールをエコナで摂ろうとすると、1日27kg、一升瓶18本分のエコナを飲まなければならないのだという。

一般的に、動物実験では、得られたデータに100倍の安全係数をとることになっているそうなので、毎日、1日270gのエコナを摂取し続ければ、最悪の場合、がんになる可能性があるということになる。

つまり、ふだん食べている量では、ほとんどと言っていいほど影響なく、同じものばかり、異常なほど大量に摂取したら、がんになる可能性がある…って、別に驚くことではないではないか?花王も、こういうことをちゃんと伝えればいいのに…

それにしても…

同じものばかり異常に食べて、身体に影響がない食品なんてあるの?

食品の安全っていったいなんなんだろう?

Posted by ろん