2723 2つの決別
日中はよく晴れて若干暑かったものの、もう使うことはないだろうと、扇風機を片づけた。さらに、ベランダに掛けていた簾(すだれ)も、片づけた。
毎年の作業だけど、この作業をするたびに、確実に夏が終わった感じがする。
今日は、今年の夏と決別した。
片づけついで…というわけではないが、ふと、自分の持ち物を整理してみよう…と思った。
すぐにため込んでしまう性格もあってか、ものが多くなりがち。で、ため込んだものは使うわけでもなく、ただ場所を取っているだけの存在になっていたことも、実は以前から気になっていた。でも、捨てられなかった。
しかし、ここ最近、いろんなことに影響され、気持ちに変化が出てきたのだ。
片づけよう!捨てよう!
とにかく思い切ってやろう。
以前の片づけは、たくさんのものの中から、いらないもの探すというやり方だったが、今回は、ものは原則として“捨てる”。捨てようとするものの中から、必要なものだけを取り出すという感じにした。
- 用途が具体的で明確なもの
- 他に置き換えが不可能なもの
- 換金性があるもの
- オークションやバザーに提供できそうなもの
以上のような基準を設けた。聖域なし。例外なし。
まだまだ作業は続いているが、自分にとって過去最大の片づけになってきた気がする。これまで持っていたものは半分以下に減るだろう。
捨てようとするものを見ると、どうしても懐かしさも感じてしまう。
でも、ものを持っていたとしても、もうそんな時は戻ってこないのだし、思い出してなんになるというのだろう? むしろ、そのまま忘れてしまった方がいいのだ。
僕はいま、過去の持ち物と決別しつつある。前を向こう。