2721 出勤前のぶらり途中下車の旅

旅行・見学・イベント

今朝、早めに会社に向かったのだけど、天気もいいし、ちょっと散歩してやろうと、いつもとは違う駅で降りて、ぶらぶらと歩いてみた。

見えてきたのは、法務省と裁判員制度の看板。

「裁判員 誕生!」

たしか、ここは、「裁判員 参上!」と書かれて、当時の法務大臣に指摘を受けたところだったような…。

よくよく見れば、誕生の部分だけがシールで上貼りされていることがわかる。

ずいぶん丁寧な仕事だ。参上の文字は一切見えない。

そのまま進んでいくと、警視庁をかすめて、いま日本で一番“熱い”場所が見えてきた。

まだ午前8時前だということもあってか、国会議事堂周辺は、ジョギングをする人と観光客風の人たちが写真を撮るくらいでずいぶん静かだった。それ以上に、たくさんの警官の姿があった。

ここでほんのちょっと怪しい行動をすれば、しばらく出社できなくなるかもしれない。

自然とダミーを持つ手が震えた(ウソ)

国会議事堂前駅から地下鉄丸ノ内線に乗って、銀座へ。

いつの間にやら男前になった、鉄腕アトムを見ながら、銀座の中心4丁目へ。

だんだんと空の青が濃くなってきたのがわかる。和光の建物が映える。

あまりに綺麗なので、デジカメの設定を変えて、壁紙として使えるような高精細な写真を撮ってみた(→高精細版

さすがに銀座も、朝8時は、人通りもそれほど多くない。

向かい側の三越のライオンも心なしか、うつらうつらしてる感じがする。人通りに多いときならまず無理な、ダミーとの記念撮影もばっちり。

さらにぶらぶらと新橋方面に歩く。

すると、高速道路の高架下に、古い欄干(親柱)があるのを見つけた。

このあたりの高速道路は、川や運河埋め立てて作られたというのは知っていたので、おそらくかつての橋が架かっていた頃の名残であろうことは類推できた。

よく見ると…

ここが“新橋”だったのだ。

当然、この地域の名前の由来となったはずだ。ただ、ここは新橋のはずれもいいところで、現在新橋と呼ばれている場所は、かなり南側に偏っている。

そろそろ、会社に向かおう。

朝からのんびりしすぎた…けれど、いろいろと発見があって楽しかった。

Posted by ろん