2718 エコポイント
ひょんなことから、液晶テレビを買ってしまった。
そのおかげで、あのエコポイントの申請ができるということで、申請書類を作っていたのだが、これが予想以上に難しく、これほどわかりにくいものはないと感じた。
もっとも、急ごしらえの制度だから仕方がない…と割り切るには、あまりにもひどい感じがする。
不正防止のためか、申請のための書類作りが大変。
なんで、住所とか電話番号はともかく、生年月日が必要なんだろう?
申請用紙には、保証書のコピー、家電リサイクル券のコピー、領収書やレシートの原本を1枚の紙に貼り付けておく必要がある。専用用紙には…
※それぞれが重ならないように貼ってください
とあるが、A4の紙に必要書類を重ならないように貼るなんて無茶だ。結局3つの書類をはみださせるようにして、貼っておくことにした。
申請ポイント数や商品交換ポイント数、金額の欄などを見ていると、どこかで見たことがあるような気がしてきた。なんだろうと、考えてみたら、そうだ、確定申告の用紙に似てたのだ。役人が作る書類は、やはり似てくるのかな?
そして、もっとも妙だと思ったのが、エコポイントで交換できるリストだ。
こんな感じで紹介をされても…(苦笑) |
そのリストは、商品を買った店頭では教えてもらえなかった。申請書類しかくれなかったので、何と交換できるかということすらわからず、結局インターネットで確認するしかなかった。
インターネットで調べるのは、別に構わない。しかし、そこに書かれていた内容は、考えられるもっとも見難い方法としか思えない状態になっていることに驚いた。
まず、交換できる商品が大雑把なカテゴリにしか分かれておらず、詳細になると商品名かカタログへのリンクしかない。しかも、そのリンクの先は、ことごとくPDFファイル。
PDFファイルは、商品や業者ごとにになっているため、いろいろな商品を横断的に選ぶことができない。ただ、ずらずらと商品名とポイントが並んでいるだけのリスト。利用者に選んでもらおうという意図が全く感じられない。
さらに、どれも、1ポイント1円単位で換算できるわけではなく、3000点で2500円分しか交換できないような“手数料”がかかる商品と、掛からない商品が混じっていたりする。
不正がないようにとか、不備がないように…という考えがあってのことだろうが、この書類を作った人たちは、このような対応や方法が一般的に見て“おかしい”とは思わなかったんだろうか?