2708 喫茶店で見かける気になること
喫茶店や飲食店で見かけるお客さんの行動について、ときどきふと気になることがある。
来店したお客さんが、店内に通され、指定された席に座る。そのお客さんが着てきた上着や羽織っている服を脱ごうとしている。
気になるのはそこからだ。
その服をどうするだろう?
脱いだ上着は背もたれに掛ける人も多い。軽くたたんで、膝の上に乗せたり、空いている席に置くこともある。
しかし中には、羽織物を意外なくらい“粗雑”に扱っている人が結構多いのだ。しかも、感覚的に女性が多い。
具体的には、背もたれに掛けたり畳んだりせず、脱いだ状態のまま、椅子の背もたれと背中の間に、ぐしゃっと置く…というか挟む感じ。
席を立つときは、挟まれた上着を袖に通すだけでいいから、まぁ簡単でいい…とも言える。
でも、やはり見ていていい感じはしない。どんなに見た目や雰囲気がよくても、たとえ、どんなに美人でも、そんな感じで服をぐしゃっとやってしまうような人は、それだけで、“残念”…って思ってしまう。
別に大したことではないかもしれないし、別に関係ない人たちなのだけれど、さりげないその一瞬に、その人の性格や考え方が表れるような気がする。