2706 “打ち上げ”に思う
以前、トラブルのあったプロジェクトとは別で、数ヶ月関わっていたプロジェクトが、今日でいったん終了。
…ということで?、その打ち上げに行った。
打ち上げ開始前 |
こういう飲み会のことを、なぜ“打ち上げ”…なんていうのだろうと思いつつ、かなり賑やかに喋ってきた。
今回のプロジェクトで協力いただいている会社の方々と一緒にさせてもらったのだが、こういう場では、本音が垣間見える。本音と言っても、ごくごく一部だろうし、当然遠慮もあるだろうが、人を知るよいっかけになる。
もっとも、プロジェクト終了の打ち上げなので、この段階で本音を知っても仕方がないのかもしれないけど。新しいフェーズでご一緒するかもしれないし、別の会社の文化を知るのも悪くない。
いろいろ話をしていると、ふだん使う言葉や仕事の進め方やそれに対する考え方なども、会社によって大きく違うことがよくわかる。
それは、まるで文化や方言の違いのようでおもしろい。
帰りがけに撮った新橋の光景 |
会社間ですらこれほど違うのだから、国や地域のように距離が離れれば、違いが大きくなることもうなずける。
育ってきた環境が違う人たちが集まって、ひとつの会社や組織を作っているはずなのに、会社や組織ごとに、無意識のうちに独特の文化ができあがっていくのも興味深い。
それらは、関係する会社や関連する業界の誰もが納得できる文化になっていく。多少偏見もあるのかもしれないけど、「○○○(会社名)と言えば…」で通じるコトがいくらでも出てくるのだ。
僕の勤務する会社も、きっといろんなことを言われているのだろう。僕は、今の会社の文化に染まっているつもりはないのだけれど、客観的に見たら、この会社の社員らしい振る舞い方をしてるのかもしれない。
無意識って怖い。