2668 もうすぐ日食
日本で見られる46年ぶりの皆既日食が、いよいよ来週に迫ってきた。
皆既日食が見られるのは、残念ながら東京から離れたところなので、今回も、部分日食を観測することにしよう。
日食はかなり久しぶりだと思ったら、21世紀に入ってからも、2002年6月11日、2004年10月14日の2回見られたらしいが、なぜか記憶がない。観測した記憶があるのは、実に10年前の1997年3月9日の日食だ。そのときの記録はこちら。
当時、わずか20万画素というデジカメ1台しか持っていないために、観察した様子をうまく写真に捕らえることができなかった。そこで、厚紙に穴を開けて、その写った形を写真に収めるという方法をとった。
そして今回。
本当は有給取って観測しようと思っていたのに、間違って打ち合わせを入れてしまったために、それも叶わず。太陽がもっとも欠ける時間帯であれば、打ち合わせもないため、さっと外に出て、やはり今回も穴を開けた厚紙で、日食を観察することになりそうだ。
厚紙に開けた穴を通して写る“欠けた太陽”…つまんないようだけど、これが意外と楽しい。準備も大していらないので、7月22日9時56分~12時30分、そして75%ともっとも欠ける11時13分をどうぞお忘れなく。
始め | 最大 | 欠ける割合 | 終わり | |
東京 | 9時56分 | 11時13分 | 75% | 12時30分 |
大阪 | 9時47分 | 11時05分 | 82% | 12時25分 |
日食…という文字を見て、一瞬、“日本食堂”を思い出してしまったあなた。マニアにもほどがあります。ちなみに、ぼくもそうでした。